ベストもワーストも今回はなしで
あけましておめでとうございます。
と、あけまして久しい、いまごろ言うのもナンなんですけど、年に1度、ここに何かベスト的なものを書くという習慣は、もはや生存証明でもあることだし、今回はベスト映画を語るのがムリでも、とりあえず2012年を振り返ってみます。
いや、2012年はホントにひたすら東へ西へとドタバタしまして・・・、南や北をジタバタしまして・・・、天国地獄も上り下りしまして・・・忙しかった!・・・というよりも、アタイ要領が悪いからね、2の成果をあげるために10行動するハメになってたんだと思います・・・。
ああ哀しい、今年からは、もっと手際よく行動するぞ!つーか、したいぞ。・・・できたらいいな。
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ただ、そんなむやみにバタバタしていた2012年、よくよく指折り数えたら、映画だけは、意外といっぱい見てました。
けど、見方がすごく雑だったんです。本にしろ映画にしろ、雑に見るということは、表面的なストーリーをチェックしただけに過ぎないので、いまはまだ、見た見たなどと胸を張って、ベストを考えてみたりなどという人並みなコトができない感じ。
やっぱ、「映画」って、多くの人の才能と血と汗と涙とヨダレと札束と時間がドッチャリ詰まりに詰まってる分、クリエイト作品の中でも特別中の特別なもの。
そのワッショイ成分をできるだけ取りこぼしなく楽しむためには、こちらもコタツにミカン完備の上、「映画を見るゾ!」という集中力を、発揮しなきゃなぁ、と思います。
それというのも、この年末年始、ケーブルテレビでムービープラスの、エイリアン一挙放送だのバットマン一挙放送だのの、盆暮れ向きのハデな映画ばっかりダラ見してたんだけど、何度も見ることで映画の印象が、どんどん変わっていったんですよね。
まぁ、当たり前なんだけど、いい映画は見れば見るほど、面白くなる。
なんなら、もってこいの、酒のツマミにもなっちゃう。
ていねいに絞れば絞るほど、自分の持ってる喜怒哀楽を、映画から搾り取れるはずなんですよね。
ところが、アタイの2012年に見た映画たちは新幹線の車窓から見る景色のようでした。
ものすごく高速でびゅんびゅん過ぎてった。
ぶっちゃけ時間を惜しむあまりに、逆に時間を無駄にしたかも、とちょっと後悔したので、今年は、もうちょいネバっこく見て、「面白かった!」という満足を、しっかり回収していきたいと思います。
ちなみに、高速で移り変わったシーンのなかで、いつのまにか脳裏にぺたんと焼きついていた顔が、下マツゲのクドさもプリティーなハビちゃん(ハビエル・バルデム)。
アタイ的ミスター2012年と言っちゃおう。
・・・・と、ここで締めようかと思ったものの・・・。
良かった映画だけでもピックアップ
やっぱ、それだけじゃ落ち着かないので、ちょっとピックアップしてみました。
順位をつけないとなると、ダラダラといっぱい出てきたんですが・・・。
- 007 スカイフォール
- 私が、生きる肌
- 少年は残酷な弓を射る
- メランコリア
- ロボット
- さあ帰ろう、ペダルをこいで
- ヘルタースケルター
- アウトレイジ ビヨンド
- エクスペンダブルズ2
- 宇宙人王さんとの遭遇
- 別離
- 白雪姫と鏡の女王
▲ここらへんが、ベストを考える映画かなぁ。
「スカイフォール」は、オープニングで圧倒されました。
「私が、生きる肌」びっくりした!面白い!
「少年は残酷な弓を射る」、思わず何度も見ちゃいました。鬱になるけど、くせになる。
「アウトレイジ・ビヨンド」は、バカヤロー言い過ぎ(笑)。
石原(加瀬亮)のクールさが半減しちゃったじゃないかバカヤロー。
▼宇宙人王さんとの遭遇、とりあえず、こういう発想が好きなのです。
「そこをもう一押し!!」とも思うけど、いろいろ面白かったからいいの。
▼アスガル・ファルハーディー監督作品を見たの、実ははじめて。他の作品も見てみたい。
そのほか
- ローマ法王の休日
- アイアン・スカイ
- ゾンビ革命 -フアン・オブ・ザ・デッド-
- 悪の教典
- ムカデ人間2
- ザ・トーナメント
- ソルジャーズ・アイランド
- ミッドナイト・イン・パリ
「ザ・トーナメント」と「ソルジャーズ・アイランド」は、コンセプトとか発想が好きなので、「もうちょっと面白くなるはずじゃん!」とじれったかった映画。
「ローマ法王の休日」は、どうせこうなるんだろ?という予想に反したラストが!!!
おいしいブルーベリー
冒頭で、ワーストもなし、って言っちゃったんで、ラズベリーはないんですけど、ブルーベリーおいしいですよね。バトルシップ。
あっ、そういえば、アタイ映画館のそばに引っ越したのです!
今後はコンスタントに充実した映画ライフを送れたらいいなぁ。