2014年をふりかえってみる(遠い目)
ろくに更新もしない状況が続いてますが、年イチぐらいは酔狂をだらだら書いとこうと思います。一応まだ息はあるっちゅーアピールをかねて・・・。
んと、2014年は、DVDを含めると、見た数だけはかなり。
が、なんせ風呂場で見てる率がダントツなので、とても胸を張って「見たよ!」と言うわけにはまいりません。
ゆえ、年間ベストに関しては、アタイ早々に断念したのであります。
数こなしてる割にホビットとか見てないし・・・。
つーか・・・、風呂場で使ってる激安DVDプレイヤーが保障期間が切れたとたん、壊れかけてる模様なのだよ・・・。
まぁ、見るからに怪しい商品だったし、3日で壊れなかったのが、不思議なぐらいではあるんだけど・・・。
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ボタン機能が狂ってんのか、グルメ旅行にでかけたスティーブとロブが、何度も同じもの食ってたり、しょっちゅうゾンビが一時停止になって、荒いパラパラアニメみたいに、えんえんと追いかけてきたり、ヒドい時にはいきなりラストを見せられて、主役死んじゃったりしたんだよぅ。
こうなるともう、少しでも見るべき価値のありそうな映画は、B級だろうとC級だろうと風呂場なんかで回すわけにはいかぬ。
ぶっちゃけ、これからはポンペイ意外、風呂場では見ないぞ!
そうだよそうだよ。
この機会に、今年は、量より質を重視した、映画生活を送りたいなぁ。
映画館が近所、という、住まいの立地の良さや、テレビの前にコタツ、という、映画好きをダメにする極楽、しかもココは、ミカンの旨い愛媛じゃないか。
この、IMAXと、DVD生活に最適化された環境を、もっととことん生かさなくては!!
あと、オノレの鑑賞姿勢もチョっと正して、極上の映画をネチネチと隅々までいじり倒す、みたいな方向にシフトできたらベスト。
これからは、「あ~っめっちゃおもしろい映画見たゲーップ!」って満足感ではちきれたい。
逆に、見る本数はごっそり減らしてもイイ。
人間、しょせんMAXでも人生100年。
余命が有り余ってる保障はナイし、単なる趣味で見てるんだから、いまさら、そこそこのものなど見なくていいよね。
月に3回、マックススペシャルグレート最高の映画だけ見ればいいよね!
いや毎年毎年、似たようなことを思っているわけですけど。
というのもなぁ、近年どうも、映画不感症が進行したくさいのですよね・・・。
大ヒット映画のあれやこれも、つまらぬ、とは言わないが、あ~良かったよね、フーおしまい、ってぐらいの感想しかヒネリ出せぬというていたらく。
ぶっちゃけ、大ヒットアニメ映画などを前にして、世間の熱さにタジタジと後ずさり。肩身がせまいったらなかったしなぁ。
いや良かったよ。あの映画もこの映画もすこぶる良かったのだけれども、その作品を一生心に残しておけるか、というとそんな自信はござらぬのよね・・。
もちろんわかってるよ、自覚あります、映画の良さや深さをていねいに汲み取る能力ってやつが、アタイのオツムにないのが悪い!
つまりオバカ!アタイオバカ!
まぁそんなこんなでまことに遺憾なのですが、しょ~がないっちゃないのよね。
オケラだってオバカだって、生きているんだ。
生きてる以上は、オバカだって、幸せになりたい!
というわけで、アタイ自身を幸せにするため、この干からびた感受性にアブラと水分を補給の上、ガシガシ揉んでほぐしてくれるような、ネバネバギトギトの映画を所望します。
2014年印象に残った映画
フー。
独り言がずるずると長くなってしまいました。
つーか、そんなすさんだ去年の映画生活のなかで、なんとなく頭に残った映画というと・・・。
- スノーピアサー
- 天才スピヴェット
- 紙の月
- ゴーン・ガール
- 百円の恋
あたりかなぁ。
その他、
「凶悪」
あ~怖かった、アタイのつぶらな心臓が、バクバクしてシュワシュワして、ギューーーって伸びたり縮んだりした。
アタイのオツムに、白石和彌監督フォルダが出現した瞬間です。
あと、
「チョコレートドーナツ」は泣きました。遠い絵空事で全米を泣かす映画じゃなくて、リアルなじれったさ、もどかしさ。実生活のそこかしこで、感じるモヤモヤとキラキラを見ました。
「ブルージャスミン」では、ウッディ・アレン監督ってテクニシャンだな~、と再認識・・・。好きか嫌いか、と聞かれたら、わりとどっちでもないんだけど、そんなこんなを超越して、才能あるベテランに対する、尊敬のようなものを感じました。
「 グランド・ブダペスト・ホテル」、これは好き。アカデミー賞にノミネートされたのも納得。
私にとっては、ウェス・アンダーソン作品は、とくに面白いというのとも違うんだけど、なんでか何度も見てしまうのです。
センスとか間とか画とか、何かmyツボにビンゴしやすいみたいです。
そして、ル・パナシェの香りを嗅いでみたい!とジタバタする。
「ダラス・バイヤーズクラブ」、「アメリカン・ハッスル」も面白かったな~。さすがアカデミー賞。アタイ、マシュー・マコノヒーにぐっとくる日が来るなんて、おととしまでは思いもよらなかった。
アメリカン・ハッスルは、ジェニファー・ローレンスに尽きる。あの女優さんはエエ!
あとは、梅図かずおのマザー早く見たいなぁ~。サンローランも見たい。
これを書いてる現在、ニンフォマニアックとメビウスを見てないのはどう考えても痛いよね。
近所の映画館はドカーンでババーンなとこだから、サンローランとか来なかったんだよ・・・。
でもサベージ・キラーは、わざわざDVDになるまで待ってるのだよ・・・だってホラ、怖いから・・・。
そうそう、あと、2014年、テレビドラマをけっこう見ました。
「ハンニバル」面白かった!マッツ・ミケルセン見たさにスタチャンまで契約したのだけど、グレアム(ヒュー・ダンシー)のギリギリっぷりがもぅね・・・たまらんたまらん。
そのほか、「ダウントン・アビーシーズン1」と、国内ものでは、「ファーストクラス」「ドクターズ・最強の名医」「信長のシェフ」あたりを見ました。
どれも面白かったけど、やっぱりダウントン・アビーよね。イギリス貴族の華麗な生活が、主人側と使用人側の、二つの視点で描かれている感じの濃ゆいドラマなんだけど、なにかといろいろヘンでアレでステキでヘンで、いろんな意味でジリジリと楽しかった。
まだシーズン1しか見ていないから、今年は続きをどんどん見たいなぁ~~!
うん、良かった、今年もなんとか、具体的な目標でけた。
というわけで、今から「アイ・フランケンシュタイン」見るとします!<なんだかんだ言って、今年も格調高い路線と無縁のヨカン・・。
ちなみに、2014年度のベリー系は、
- ポンペイ
じゃないかな・・・・。
2015年1月