Antonio Banderas
目次
めくるめくフェロモンシャワー!
ああっ、バンちゃんマイラブ!と叫んだその日から、もう陽の当たる場所を歩くのさえはばかられるほどの後ろめたさ!!
大きな声では言えないが、今のバンデラス指数は、私の「スキ!」のお花畑の、5分の1ぐらいを占めている。
ぶっちゃけ、脳内をチラつきすぎてちょっと邪魔。
それというのも、「デスペラート」のせいなんだよね。犯人はロバート・ロドリゲスなわけなので、私に罪は全くない!
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・・・とゆー言い訳をあらかじめ叫ばざるを得ないほど、私のまわりには、薄口ワッショイの空気しかない。
アントニオ・バンデラスのような濃い口も良いよね、とか、うっかり一言漏らそうもんなら、一瞬にして相手の顔色が変わるのです。
平安時代でもあるまいに、すっきり顔が上品で、濃い顔が下品だなんて、いったい誰の差し金なのか!
なに?顔立ちだけの問題じゃない?ギラリの脂が暑苦しい?フェロモンくさい?ムナゲにコケとか生えてそう?
翻訳すると、「濃い顔と強烈なセックスアピールが生々しくて、ファン=欲求不満」、みたいな誤解????
なにかと濃すぎて、成人病に一直線、みたいなイメージ?
だけどそんな世相を反映してか、ふとテレビに目をやると、ミョーにすっきり、こぎれいに変身しちゃったバンちゃんが、サワヤカな笑みなど振りまいてるCMが!
な、な、なんだと?
こ、こんなのバンデラスじゃな~~~いっ。
やっぱさ~、どうせバンデラスなんだったら、3メートル四方にほとばしる汗、ムンムンと立ち上る野生の匂い、背中に背負うなら真っ赤な情熱、アップで開花するミネラルな毛穴、アミーゴでマリアッチで高血糖で、ヒゲの剃り跡も黒々と、巻き舌で歌い、ホコリにまみれて銃をぶっぱなし、 ……中略…… ブラウスをめりめりと破いて女を抱かなきゃいかんやろ。
あ~。……うん。
書きながら思ったけど……、やっぱあれかも。このイメージまんまのバンちゃんが好き、とか血迷ってるんだったら、世間が誤解してるというより、世間が正解? 「え~、バンデラスが好きなの~?エッチ!」などと迫害されても自業自得?
と、妙に割に合わない気がする、ラテンの濃すぎる魅力なのです。メジャーなのに、アングラ。恋というより、発情?
けどそういう存在こそ、希少価値では!
世間よ、変態をなめんなよ!
バンちゃんファンのわれわれは、いまこそスコップを持って、立ち上がる!……じゃなくて、しゃがんで穴を掘り、地下に潜ってやるからな。
ファンの姿勢として後ろ向き?それが実は、そうでもない。
案外、ファンの愛で地下10Mも掘り進んだら、温泉や石油はムリでも、灯油ぐらい出てきそうなドリームがあるよ。
つーか、ご本人なら灯油ぐらいは、毛穴からとめどなく出てきそう!
そんなバンちゃんのおススメ映画は、当然「アタメ」でキマリっすよね。
でも大穴はポワゾンよ。
(1999)
データ
- José Antonio Domínguez Banderas
- 1960年8月10日 スペイン
- 嫁さんはメラニー・グリフィス (※離婚した!)
映画
- セクシリア(1982)
- 付けまつげ(1982)
- 神よ、保険から我らを救いたまえ!(1983)
- ガリンデス氏(1983)
- アルメリア事件(1983)
- ロス・ザンコス 竹馬の男(1984)
- スペインの農夫のためのレクイエム(1985)
- ファラオの宮廷(1985)
- マタドール 炎のレクイエム (1986)
- 27時間(1986)
- 最も危険な男(1986)
- 愛の妄想 (1986)
- 非情のレクイエム(1986)
- 欲望の法則(1987
- 凶弾(1987)
- 神経衰弱ぎりぎりの女たち(1988)
- 危険な罠 バトン・ルージュ(1988)
- メイク=アウト(1988)
- ボルテージ(1989)
- 暴走遊戯(1989)
- アタメ (1990)
- インセスト 近親相姦(1990)
- イン・ベッド・ウィズ・マドンナ(1991)
- 雨に降られた女(1991)
- ボルヘスへの物語1(1991)
- マンボ・キングス/わが心のマリア(1992)
- 愛よりも非情(1993)
- 愛と精霊の家(1993)
- フィラデルフィア(1993)
- 愛の奴隷(1994)
- インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994)
- マイアミ・ラプソディー(1994)
- フォー・ルームス(1995)
- デスペラード(1995)
- 暗殺者(1995)
- エビータ(1996)
- あなたに逢いたくて(1996)
- ストレンジャー(1996)
- マスク・オブ・ゾロ(1998)
- 13ウォーリアーズ(1999)
- バウンティ・キッド(1999)
- マイ・スウィート・ガイズ(1999)
- 抹殺者(2000)
- ポワゾン(2001)
- スパイキッズ(2001)
- ファム・ファタール(2002)
- フリーダ (2002)
- スパイキッズ2 失われた夢の島(2002)
- バリスティック(2002)
- スパイキッズ3-D:ゲームオーバー(2003)
- レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003)
- レジェンド・オブ・ゾロ(2005)
- レッスン! (2006)
- ボーダータウン 報道されない殺人者(2007)
- アザーマン -もう一人の男-(2008)
- ザ・エッグ 〜ロマノフの秘宝を狙え〜(2009)
- ザ☆ビッグバン!!(2010)
- 私が、生きる肌(2011)
- エージェント・マロリー(2011)
- ルビー・スパークス(2012)
- マチェーテ・キルズ(2013)
- 33 días(2013)
- エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014)
- オートマタ(2014)
- 聖杯たちの騎士(2015)
- チリ33人 希望の軌跡(2015)
- セキュリティ(2017)
- ブラック・バタフライ(2017)
- リベンジャー 復讐者(2017)
- バレット・ヘッド(2017)
- ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018)
- ジーニアス:ピカソ(2018)TV
- ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019)
- ペイン・アンド・グローリー(2019)
- ドクター・ドリトル(2020)
- ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021)
- コンペティション(2021)
- アンチャーテッド(2022)
- インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023)
TV
- ジーニアス:ピカソ(2018)