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ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

キャスト・アウェイ

映画感想「か」行

CAST AWAY / ロバート・セメギス

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サバイバルおたく必見

毎月1日は映画の日。朝イチでキャスト・アウェイを見てきました。
なんつったって、私には、超変人自給自足推奨男の父がおり、幼少から、嫌でもサバイバル教育を押し付けられていて、自給自足生活が他人事じゃなかったし、今回はいい機会だから、よそさまのサバイバルと、我が家のサバイバルを比較してみたかったんですよね。 

さて、トム・ハンクス演じる主人公、チャック・ノーランドは、時計とにらめっこして分刻みの人生を送る、宅配便戦士。
ところが、彼の乗ったヒコーキが落ち、少々の宅配物と共に流れ着いた無人島で、これまで生きてきた時間の流れと、まったく違う時間を体感するハメになる。

これは、そんなこんなで織り成される、チャックの孤独なサバイバルぶりを、温かく見守る映画なのだろう。

 ■続き

まず、凄かったのは、ヒコーキの落ちるシーン!!
もうね、アタイはヒコーキがガツン!ときた瞬間から、トム・ハンクスと一緒にもがき苦しみ、翌日筋肉痛のシップをあちこちに貼りました。
タイタニックじゃわかんなかったが、海で起こる事故ってほんっっとに怖い!!ぜったい海では死にたくないぞ!!!

けど、そんなすごい臨場感でもって、問答無用に疑似体験した墜落事故も、災難としてはまだほ~~んの序の口に過ぎなかった模様です。
なんつっても、サバイバルは、生き残ってからが大変だもんね。
人間どうせ必ず死ぬんだから、もしこんな状況になったとしたら、ゼッタイ、とっとと死んだほうがずっとラク。チャックも一度は世をはかなんでいましたよ!
けど、どんなに生きることがつらくても、あの手この手で生きてしまう。それは人間の業なのか。

ところで、舞台となる、主人公の流れ着いた無人島だけは、ちょっとリアリティに欠けていた。なんせイキモノは殆ど出てこず、いたのは魚とカニぐらい。どこにでもいそうな鳥さえいない。「手抜き描写や!!」と一瞬指差しかけたけど、ここは、そうまでスヂガネ入りの不毛の地なんだなぁ~~~っと、チャックと一緒に絶望するべきところであったのかも。

でも、不毛の地にもありがたいところはあるわけなのだ。
たとえば、大けがして血をダラダラ流しながら海を歩いても、キワモノパニック映画にならずに済むんだよ!
ともかくもぅ、「ギャー、サメ来るでぇぇぇぇ~!はよ引っ込めれ!足!足!」などとアタイ気が気じゃなかったのだが、イカダから海中にハミだしたチャックの足は、食いちぎられもせず無事に、ず~っと2本ありました。
つーか、サメどころか、タコにもゾンビにも襲われない!すげえ!!

そして、忘れてはならぬのが、ウィルソン君の存在ですよね!
ウィルソン君との別れのシーンは、本当に泣けました。
ウィルソン君、あんなに演技派だったのに、なんでアカデミー賞取れなかったんだろう?っと、映画界の7フシギ!
ぶっちゃけこのお話は、そこで終わってれば、「めっちゃ面白かったよ!」と言ったと思う。でもその先が、ちょっと眠かった。
監督にも意図があったのだろうが、アタイの睡魔が、失礼を働きました。

ともあれ、演技派のウィルソン君のお手柄で、少々の不満や物足りなさは、マジ全て、きれいさっぱり帳消しにできると思います!!!
あと、サバイバル生活を経て、最初ぽっちゃりだったチャックの体型が、めっちゃスッキリしたのがスゴイ!
あれCGじゃないんでしょ?トムハンクス、25キロも減量したんだってねえ!!すばらしい役者さんだなあ。

そうそう、我が家とのサバイバル比べですけど、当然、比べるのもおこがましい状態でした。
チャックと同じ目にあったが最期、アタイなんかきっと火すら起こせずに、早々昇天するでしょう。
ただ、今回、この映画を見たことにより、ヒコーキに乗る前には歯医者に行き、サバイバルナイフかスケート靴ぐらいは、いつでもバッグに常備しなくっちゃいけないぞっと決意を新たにしましたです。
あ、財布ぐらいは忘れても、絶対忘れちゃいけないバレーボール。生き残りの必需品だと思います。 

あとは早急に、オデカケバッグを、登山リュックに買い換えなければ・・・。

2000年3月

「キャスト・アウェイ」データ

CAST AWAY  2000年 アメリカ

監督//
  • ロバート・セメギス
出演//
  • トム・ハンクス(チャック・ノーランド)
  • ヘレン・ハント(ケリー・フリアーズ)
  • ニック・サーシー(スタン)
  • ジェニファー・ルイス(ベッカ・ツイッグ)
  • ジェフリー・ブレイク(メイナード・グラハム)
  • ピーター・ヴォン・バーグ(ユーリ)
  • クリス・ノース(ジェリー・ラベット)
  • ラリ・ホワイト(ベティーナ・ピーターソン)