ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

カット!/CUT

CUT / キンブル・レンドール

カット!

モリー・リングウォルドのたくましさに、時の流れを感じる

どうでもいいけど昔々、まだアタイが、若き日のグレース・ケリーとかオードリー・ヘップバーン似だったころ、「プリティインピンク時代のモリー・リングウォルド」によく似た友達がいたっけな……。彼女今頃どうしてるんだろう。やっぱりこのモリーみたいに、変わり果てたりしてるんだろうか。(遠い目)

ともかく、モリー・リングウォルドがどれほど可愛かったかを知っていたから、「見ようか」という気になりました。
「懐かしい」という感情は、レンタル時における第六感を、時に無効化するだよね。

 ■続き

あらすじです。
ホラー映画「熱い血」の製作中、クソミソな扱いにキレたスカーマン役俳優が、ヒステリー女流監督を 園芸用ハサミ で惨殺。
テーブルには台所用スポンジ……いやさ、監督の舌がチョッキーンと残された!
当然映画はそこで中断、そしてなぜ~か未完のフィルムが呪われているぞってな騒ぎになって封印……。しかしそういういわくつきのものを、掘り出しわざわざ飛んで 火に入るアホはどんなホラーの中にでもいる。
12年後、よせというのにその呪われた映画に手をつけた学生たち、ホーラやっぱし惨劇が。

という、各種ホラーの怖そうな部分の上辺だけを適当にかき集めて、丸めてみたんだけどどーぅ?みたいな内容。
それはまあいいとして、肝心の呪われた映画のはずの 「熱い血」 が、見るからにダメホラー!ってのは、ど、どうなん??
ありったけの好意と手持ちの想像力の限りを尽くして拝見しても、なんせぜんぜん怖くないから、その後の惨劇の説得力、ゼロ!!
って言うか、惨劇?どこ??

ぶっちゃけ、このホラーを手に取った動機と矛盾するけど、そもそもホラーのヒロインとして、「今の」モリー・リングウォルドってどうよ?
長年に渡りゆっさゆっさと、貫禄をつけた肉体美はどう見ても スカーマンより強いやろ。
土台は美人のくせに、そのキレイな顔をまったく感じさせないオバサンすぎる小走りは、ホラーというよりディズニー映画。ぶっちゃけドナルド・ダッグの実写版!!!
そういえばそんな生き物、スターウォーズとかでも見たっけ??

と、も、か、く、 怖くもないし痛くもない。吐き気もしないし、おなかもすかない。
せっかくホラーという、心の広い分野なんだし、心理的に怖がらせるワザやサービスがないのだったら、せめて殺しのシーンのスプラッタ方面だけでも、体育系に頑張ってくれるだけで良かったのに。

モンダイのスカーマンも、燃えかけてあっさりマスクを取るとか、ホラーヒーローの風上にもおけないようなことを平気でやっちゃう割には、マスクと区別がつかない素顔(爆)。マスクを外す意味は何!! 
つーか、警官が銃を向けたとたん、 「怪しいもんじゃありません。」 とか、何で急に善良な一般市民みたいに、ペラペラ喋っちゃってんの?!つーか、怪しくないわけないだろー!顔熔けてるし!じゃなくて、怨霊のくせに喋るんじゃねえ!って問題??
ヒー!この散らかった問題点は、エクセルに入力するだけで朝までかかっちゃうかもよ!

もぅね、いくら笑いを狙っているとしても、違うって!そこ、違うって!!
ジェーン・カンピオンやウェス・クレイブンなんて名前が出てるけど、もし私がウェス・クレイブンで、虫の居所の悪い時だったら怒るよ。カメムシと一緒に責任者をミキサーに入れて、回すよ?

あ、でも学生監督役のジェシカ・ネイピアだけは、きれいどころとしてグッジョブでした。……あまり印象に残ってないけど・・・(モリーが強烈すぎて)。
あと、助教授の不死身っぷりだけは、さすがにちょっとインパクトあります。
な、な、なんで生きてんの(笑)??

2004年3月

カット! [DVD]

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「カット!/CUT」データ

CUT 2000年 オーストラリア

監督//
  • キンブル・レンドール
出演//
  • カイリー・ミノーグ
  • ジェシカ・ネイピア
  • モリー・リングヴォルド
  • サイモン・ボッセル
  • ジェフ・レヴェル