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ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

ゴア・ゴア・ガールズ

Gore Gore Girls / ハーシェル・ゴードン・ルイス

ゴア・ゴア・ガールズ [DVD]

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ゴアの始祖、ハーシェル・ゴードン・ルイス

ハーシェル・G・ルイス……。
ご本人にとっては名誉なんだか汚点なんだかどうなんだか、ゴアの始祖とか、血糊の帝王とか呼ばれてますよね・・・。
つってもたぶん、名作とか駄作とかいう以前に、誰もがなかなかできないような下品なことを、最初にホイっと「やっちゃった」点がエライ人、って感じですよね?
ハッキリ言うと、内臓を、画面でバーンと見せた始祖。

そんなルイスさんの、引退作がコレらしい。ぶっちゃけ、誰もが認める最低の映画だと思うんだけど、脳内紆余曲折を経て、コアな人気があるみたいっす。

さて、映像が出たかと思えばいきなりストリッパーが鏡にガツン!ごりごりぐちょぐちょと殺されるという、開いた口がふさがらないオープニング。
もちろん殺人はそれで終わらず、開いた口がふさがらないまま、踊り子さんたちが次々と、ただのミンチな血糊のなかにも一応バラエティー豊かに……というか、かなーりオットドッコイに死んでいく。

 ■続き

なんてったって、ミンチになるまで顔面をむっちょりむっちょりモミほぐすわ、肉たたきでお尻を叩き塩コショウなんかしてみるわ、顔面をポテトと一緒に油で揚げたり、乳首をチョンと切れば母乳がビューでグラスにキャッチ!とかとか、ハッキリ言って、どの殺しもドアホすぎる。ホルスタインじゃあるまいし、妊娠もせずに母乳が出るかってんだよなぁ~。

で、探偵と美人記者が出てきて、犯人をつきとめていくという、ストーリーも一応「ある」けど、ストーリーについてはただ「あった」って以外の効果はなにもなかったのではないだろ~か。
強いて言うなら、見るからにスケベそうでキザで自信満々のキショイ探偵オヤヂが、なぜこうもモテるのかが、この映画で唯一、気になるナゾだったりしたわけやけど、それについてのオチはなし。科学の進化とともに、そのうち、解明されるかも。

あと、惨殺されるのがストリッパーたちなので、当時はお色気も売りだったんだと思うけど、髪型も体型も化石みたいな、レトロでノスタルジックな美女の裸をいまどき見れば、違う意味で面白い。 
少なくとも踊り子さんたちの、すごくヘンなダンスで、私は笑いがとまんなくなったんで、衝撃の見所として、プッシュします。

お話の最後は、犯人が飛び降り自殺。落ちてハジけた体を、通りがかりの車が、こともなげにぐしゃりと轢いて、ブーと去っていきました。
オープニングからポカーンと開いた口が、ラストの時点でまだふさがりようもなかったことは、言うまでもない。
今だに、アタイがアホヅラなのは、きっとこの映画の後遺症だな。

2004年4月

 

「ゴア・ゴア・ガールズ」データ

Gore Gore Girls 1972年 アメリカ

監督//
  • ハーシェル・ゴードン・ルイス
出演//
  • フランク・クレス
  • エミー・ファレル
  • ヘニー・ヤングマン