ハロウィン Ⅱ（ブギーマン）

Halloween II（1981）リック・ローゼンタール

ハロウィン Ⅱ

ルーミス医師がおもしろい

まぁ、あれよあれ。
時系列的には、めっちゃ由緒正しい続編と言うか、「ハロウィン・後編」というか、発想の段階で、あましエネルギーを使ってなさげな、省エネタイプの続編と言うか……。
ぶっちゃけ、前作のラストシーンからの、まんまストレートな続きであります。

マイケルさんは、オナジミのあの旋律に乗って、クールにコツコツ殺しをこなすグッジョブぶりが素晴らしく、「頑張ってるなぁ・・・」などと、ユルユル納得しそうになるけど……。

ん？
んん？？
んんんん～～～～っ？？？

ちょちょちょちょっとまて～～～～～！！
またんか～～～～～～い！！

さすがにそれは、10月31日長すぎやろ～～～～。

前作でさえ女子高生に見えなかったローリーが、更にゴッソリ老け込んでても、まだ高校生だって言い張るのかい？？
さてはアメリカの1日って、日本みたいに24時間じゃないとか？
1日につき、太陽が地球を1095周するとか～～～？！

だいたい、6発も撃たれてんのに、ドッコイ、ぴんぴん生きてたマイケル。
前作であんだけ暴れて、さぞかしお疲れのはずなのに、まだまだ殺しにへこたれないぜ！・・・ってスポ根かいな？

なんせ、とても何年も入院してた人とは思えない、底なしの基礎体力がすごすぎる！！
やっぱ、ルーミス医師に内緒でこっそり、病室でスクワットとかやってたんだろうか。時々はヒコーキブンブンとか？？
つなぎの下の腹筋は、人知れず、6つに割れてんの？

つーか、このえんえんと続く1日は、「えーっ？もう8月？とか、えーっ？もう正月？」とかって、いっつもアタフタな私達（私だけ？）に、思い切りケンカを売ってるか、はたまた映画界における、「ガラスの仮面現象」か……。
い、いや、さすがにそれは過言か……。
北島マヤの1日に比べたら、マイケルの1日は、まだヒヨッコと言わざるを得ないもん。

うううっ、おそるべし北島マヤ……。

……って、北島マヤの話だっけ？
まぁいいか。おわり。

……。

…………。

冗談です（爆）。

えとえと、このハロウィンは、1よりもサービス濃度が高かったです。
もちろん、ホラー映画でサービスと言えば、オイロケとか血ノリ増強とかに決まってます。
そりゃイマドキの青春ホラーに目が慣れてたら、眠たい部類かもしれないけど、おもてなしは、その「気持ち」こそ、うれしいものですもんね。

それ以外、基本的に登場人物の行動は相変わらずで、この映画どうやった？と聞かれれば「あー、前作に毛が生えたみたいなモンやった～～～。」と答えて完了。

その発毛を、「うひょひょ！」と取るか、「ブツブツ……」と取るかは、嗜好の問題だと思うけど、私的には、ルーミス医師の香ばしさが、3割がたUPしてるのでこりゃヒデエなぁ～～～。と、スナオにおもしろかったです。

2008年8月1日