ミーハーdeCINEMA

ミーハーが映画やドラマを見てはあれこれとつぶやいてます。

Netflix発掘ホラー10選(2017年6月現在)

Netflixで見かけた、ちょっとプハっとなったホラー10本

ビザンチウム

  

以前U-NEXT版をやってスベりましたけど、メインで視聴してるのは、やっぱりNetflixなので、ネトフリバージョンもヒネリ出しておきたいと思います。

ネトフリは、正しく優良コンテンツが多いのですが、そっち方面はアタイのようなボンクラミーハーには敷居が高うございますので、あえて外しておりまする。

あくまでも、「そこまでメジャーじゃないし、それほどコアってわけでもないし、中にはホラーと呼べないモンが混ざってるかもしんないし、推すとアタイの世間体がますます低下しそうな気もするんだけど、アタイ自身は好きなやつ」という括りの中で、ちょんちょんとピックアップしてみました。

 

 

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おろち

楳図かずおセンセーの「おろちシリーズ」からの映画化作品。
先だって、片岡愛之助様ご主演の「マザー」を見て、こ、これはアカン・・・・。と白目をむいてふらついた記憶の新しいどちらさまも、本作についてはご心配には及びません。

そもそも、漫画家楳図かずお氏は偉大なる大天才です。作品は全て素晴らしいのです。
映像化に当たりましても、ご自身がメガホンさえとらなきゃ大丈夫!!!

ということで、これの監督は、鶴田法男監督でございます。
何が言いたいかと申しますと、「ちゃんと楳図ワールド感あって、しかも怖面白いやつでしたよ!!」ってことなのでございます。

映画おろち

 

 

ミッドナイト・ミート・トレイン

 

今をときめくブラッドリー・クーパー主演ながら、ミーハーですら、ブラッドリーはまぁどうでもいい、って思っちゃう現象が秀逸!!・・・というか、ヴィニー・ジョーンズ演じるマホガニーの存在感がキモ素晴らしくて惚れ直します。
なんと、イボイボまでついてんですよ!

ここはやっぱり、ネトフリのクライヴ・バーカーものとして、ヘルレイザーの次ぐらいにごらんになっても、さしたるバチは当たらないのでは・・・。
なんか当たって「痛てっっ!」ってなっても、バチというより、御利益ですよね。

ちなみに監督は「ノー・ワン・リヴズ」の北村リュー様だから、クオリティ的にも安心の大船乗船!!

ちなみに、アマゾンプライムでも見られる予感がうっすらあります・・・(未確認)。

 

seicolin.hatenablog.com

 

ファンハウス

 

新しいほうです。惨劇の館じゃないほう。

とりあえず冒頭のロバート・イングランドに食いついて、めでたく釣り上げられたやつ。
冒頭から先(本編?)は、ホラーとして見ると清々しいほど面白くないんですけど、好きな人は好きかな、みたいな妙な愛嬌が仕込まれてます。

っていうか、つい描いちゃったラクガキ が、数合わせに使えるかなって思って・・・・。(コラ)

 

ファンハウス

  

モンスター・トーナメント

 

なんと、世界最強モンスターを、デスマッチで決めちゃおう!!って言うんですよ。

何を隠そう、アタイは当時、年に数回試合を見に行く程度にはプロレスが好きで、当然これをすっごく楽しみにしてて、DVD化されるや否や、レンタルショップに駆け込みました。

それが何?
今ではネトフリで見ることができるとは、アタイ以外のおのおのがたは、なんたるラッキーでございましょう!!

さぁいまこそ共に分かち合おうではありませぬか!究極のガッカリ感を!!

・・・つーか、出発点はサイコーだったと思うんですよね・・・。どうせC級なんだから、思いっきりバカバカしいのは承知の上・・・・ちゅーか、むしろバカ成分がもの足りなかったから、アタイガッカリしてんだけど・・・。

特に何?サイクロプスのビジュアルショボすぎじゃない?狼男、服のセンスがあまりにもヒドくない?っつーか、モンスターのチョイスおかしくない?なんで鬼太郎のお父さんが入ってないのさ?

でも好きなんですよ、ええ、大事なことだからもう一回カミングアウトいたしますけど、アタイはこれが好きなんです。ジミー・ハート最高でした。


もし、一生に一度たったひとつの贅沢な願いがかなうなら、ヒポポタマス期のピーター・ジャクソンにこの路線の映画撮って欲しい・・・。

 

モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦 [DVD]

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ゾンビヘッズ~死にぞこないの青い春

 

ゾンビが彼女に会いに行く、心温まるロードムービーです。
たとえ体のあちこちが腐ったりもげたりしようとも、きっちりハッピーにエンドします、どうぞなにひとつご心配なく、ゾンビの青春を見守ってあげるが吉でございましょう!!

seicolin.hatenablog.com 

 

鉄男

これは、浅知恵のアタイごときが触れてはいけないかもしれない、由緒正しい名作なのです。
が、100人にオススメしたとして、96人ぐらいに、怒られそうな気配もあります。
怒らない4人のうち3名様は、こんな僻地でアタイがオススメするまでもなく、おそらくとっくに見てるよね。

なので、残りの1名様に向けて書き残します。

ともかく、この映画のセンスと疾走感はやみつきになるはずだし、「第一次塚本晋也スゲー!」のシンボルとして、ときどきネトフリに光臨したり、世情に応じて地を這い地下に潜ったりしつつ、後世にちゃっかり残っちゃうやつなのではないでしょうか。
万一ディストピアをさまようハメになったとして、これ1本見ておけば、イモータン・ジョー様あたりと、「それな!」と話が弾むかも。

確かに、コレは、多くの人が「苦手!」と言っちゃうモノクロです。
だがしかし、モノクロゆえに、逆に古さを感じませんぞ!と、ここに断言しておきます。

 

鉄男 ニューHDマスター

鉄男 ニューHDマスター

 

 

東京残酷警察

 

よくまぁこんなモン作ったな!!・・・と頭を抱えずにはいられない、あきれた出来栄えの、ひでぇスプラッタ映画です。
切り口から血液が豪快にピューピューします。
見るだけでなんかネバネバします。

さしあたって、オーディションでキリキリしてたり、その他B級ホラーなどで大活躍の、しいなえいひ様が美しい。

マメ知識的には、TOKYO SHOCKシリーズの第2弾ということでございます。
ちなみに、第1弾は、井口監督のこちらでござる。↓

 

seicolin.hatenablog.com

 

ダブルビジョン

 

4人の食卓とエクスクロスとコレで迷ったんだけど、モト記事あるし、という理由でコレにしました。w
やっぱ、アタイの分際で10本チョイスはなかったかもしれん。
分相応な量を考えたら、次からは5本程度におさえなくちゃな・・・ってなってるとこ。

seicolin.hatenablog.com

 

 

レジェンド・オブ・ヴィー

 

Netflixで見るまでちっとも知らなかったんだけど、あのゴーゴリ原作、伝説のヴィーのお話が、ジェイソン・フレミング主演で復活してました。

なんともはや、この高画質で、ゴーゴリの世界を見られるなんて素晴らしい。
しかも、「妖婆死棺の呪い」でイマイチスッキリしなかった部分も、キッチリ明らかにされています。

 

レジェンド・オブ・ヴィー

 

これは古いほう。↓
これはこれで面白かった!

 

seicolin.hatenablog.com

 

ヴィタール 

 

解剖ロマンス。

輝ける「第二次塚本監督スゲー」として、語り継ぐべきかなと思うやつ。
お話は、事故で記憶を失った医学生(ロンゲの浅野忠信が!!)が実習で解剖していく献体と対話をしながら、彼女の記憶を取り戻していくというものです。

死してなお献体として、恋人と再会するロマン!!
メスを入れるたび、深まる対話。MAXに深く通じた時(全てを解剖し終えたとき)別れがやってくるという無情。
なんつーか、別れのせつなさにかけては、普通の悲恋モノの比ではないのですぞ!!

 

それとは別に、解剖スケッチが素晴らしすぎて美しすぎて、掛け値なしにウットリします!
人体とはとは、隅から隅までなんたる神秘でございましょうか!!

 

ヴィタール ニューHDマスター