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ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

レンタル映画のトラップ

フリートーク

アクションもクライマックスもないアクション映画!

ダイハード4

※画像はイメージです。今回、ダイハードは関係ありません。

レンタルで、うすうす予感しつつハズレを引くとき

映画が好きで、たとえ時間やお金が湯水のごとく有り余ってたとしても、どうせ見るならオモロイ映画だけを見たい!!!
それが人情ってモンですよね。アタイも、ツネヅネ切望しております。

けど、人情ってモンはわりと流されやすいので、たまにフラリと魔が差すちゅーか、レンタル店で、ホコリっぽくて得体のしれない、埋もれた映画のパッケージがフト目にとまり、「やや?これは?」ナドト手にとってみたりする事故が起こりますよね。 

それは、知られざる掘り出し物かもしれないし、究極の最低映画かもしれない!!
発熱で頭がどうかしてる時とか、歯が痛くて発狂してるような時とか、わが身のコンディション次第では、そこにロマンの幻覚を見る。
そうだ、太陽に顔があってもいいように、映画鑑賞がバクチだって、いいじゃないか。

今日見たやつは、まさしくそんな、イチかバチかのヤクザな一品。

 ■続き

内容はといえば、アクションの傭兵もので、「好み」的には、申し分のないジャンルです。
「聞いたことがあるようなないような題名」とか「見たことも聞いたこともない俳優さんが主役」という現象は、当然嫌な予感を伴うけども、大穴というものは、そういう部分に空くのである、とヘリクツこねて、嫌な予感を振りほどく。

さてアタイのはちきれそうな期待の結末やいかに?

つーか、カポって。ほら。アゴが。期待と一緒にカポって。外れました。
まぁ、実際見始めてロマンとか大穴とかの憑き物がコロっと落ちたら、当然すっごくつまんないです。
でも、アタイのアゴは丈夫だから、つまんないぐらいの小さなことじゃ~、外れません。
話にメリハリがまるでないとか、主役の傭兵がずえんずえん強そうに見えないという残念さぐらいはノープロブレム。
史上最悪のはずの敵すら、アタイのラリアットで簡単に倒せそうだけど、それは、きっと主人公や敵が弱ちいのではなく、アタイが強すぎるんだよな。

ただ、仰天なのが音楽なのだよ!!!

映像は、めくるめく単調、果てしないダラダラ!
ぶっちゃけつまんない、と言うのさえ、つまんない映画に申し訳ないぐらいの、つまんない映画のカスを絞ったデガラシみたいな映画だったと思うんです。

そんな映画の音楽なら、おとなしく民謡でも流していればいいものを…………あろうことか、トッテモ 劇的 、恥ずかしいほどドラマチックな曲が、えんえんと途切れもせずに続くんですよ!!!
曲だけ聴いてれば、壮大で壮絶で、むやみに盛り上がって最初から終わりまでクライマックス!

史上最悪の戦いが地味すぎて、奈落のごとく盛り下がっていく 映像の傍らで、ひとりよがりの音楽だけが、ドンドン盛り上がっていく んです。 これを、普通は、「逆効果 」と言うんだと思います……。

さすがにアタイも、ここまでひどいものを見たのは初体験、どう反応すればいいのかわかんなくなって……思わず3倍速ボタンに手をかけました。

しかし私は迷いました。
これはアクション映画に見せかけた、反面教育映画なのかも知れぬ。
あるいは、究極の最低映画を装って油断させながら、随所にサブリミナル効果が埋め込まれた、北朝鮮のワナかも知れぬ。
それとも、私ごとき凡人には理解できない、あたらしいセンスか芸術かも……。

だって、この映画、タダじゃないんだよ!!
そもそも「有料である」ということは、「なんらかの価値がある」ことでなければならないはずよね。
もし、プロとしてはありえないレベルのこんなデタラメなモンを、れっきとした商業ベースに、収入の手段としてポイっと乗せて、「な~んちゃって!」で終わる業界なら、よかったらアタイを就職させてください・・・もはや滅亡目前よ。
業界の滅亡はアタイとしても困るけど、北朝鮮のワナでないなら、製作者が王族、とか、マフィア大物のコネクション、とか、映画界の良心が逆らえないようなよっぽど深い意味がなきゃ、納得できないわけなのよ。

うん、やっぱり3倍速などで、逃げてはならない!!せめて、マイクロサイズのひとつでいいから、ミドコロを見つけなきゃ、なにかと自分の気持ちに折り合いがつかねぇぇぇ!!!

~~~~~♪
……………………。エンドクレジット………………。………………。

ふぅ私は偉かった。
ちゃんと最後まで見て、淡々と鼓動するアタイのつぶらな胸には、もう皮肉もなにもなく、このような、

アクションとクライマックスのないアクション映画(音楽は始終たれ流し←サービス)

を押し付けて、観客からお金をボッタクった人は、いろんな意味でもの凄いなあと、心底感服しました。
まぁ、どうせつまんない映画なら、ここまで徹底してさわやかに、「ダメ」を貫き通してくれたぶん、アタイとしても、立ち直りが早くて良かった。

(1999,3月)

ちなみに、↑の映画ほどじゃなかったんだけど、コレもヒドかったよね。↓

マイケル・マドセン

マイケル・マドセンなにやってんだ~~~!
と思わず叫んでしまったがな。

いや、それ以前にアタイの、映画選びの能力がアレ、という、悲しい話なんですよね・・・。早く、お利口になりたい!!