ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

悪魔のいけにえ

The Texas Chain Saw Massacre / トビー・フーパー

悪魔のいけにえ

 

あらすじとか感想とか

ネットリとデコに張り付く髪の毛も汗くさい、ある夏の日の思い出・・・・。

内容自体は超単純。
ドライブ旅行をしていた、「ホラーお決まりのキャピキャピの若者たち」が、勝手に入り込んだ家が、かなーりエキセントリックな一家だったから大変だったよ!!
って言う、ドタバタ劇ですよね。

それでも、もし、フランクリンの写真写りが良かったら?
・・・このようなドタバタに巻き込まれずにすんだかも・・・。

つーか、いくら戸が開いてるからって、ヒトサマの家に不法侵入してんじゃねーよな・・・・という、一見自業自得な話ですよね。
でも、それが殺人一家に追いかけ回される、という罪に当たるかといったらそんなワケないけど・・・・。
まぁ、世の中に「タナボタ」という現象がある一方、「必要以上の不運」というモノもあるわけで、そんな時は、観自在菩薩行深般若波羅蜜多時・・とポクポクするしか道はナシ。

 

 ■続き


なんせ74年の映画なので、登場人物のファッションや髪型から、レトロな臭いを感じるものの、いまだ色あせない強烈な魅力があって、根強い人気がありますよね。
第一犬が歩いて棒に当たるより、スプラッタを見て 「悪魔のいけにえ」 に当たる方がダントツ多い。
つまり、スプラッタ映画を見ていて、「ん?どっかで見たような」と思えば、ルーツがコレだったりすること多し。どっかで見たようなどころか、モロリメイクもありました。


そして、どんなに近年のリメイクもんのデキがオサレでスタイリッシュでも、やっぱオリジナルがいの一番!!と思わせてくれる、不動のオーラがあると思う!
マイケルベイ(※1)にはおとなしく、パール・ハーバーの続編シリーズでも、えんえんと作っといてもらいたい(コラ)!

悪魔のいけにえ

まぁこの映画で個人的に好きな大部分は、死体ホビーのビジュアルなんで、本当のルーツといえば、モデルとなった「エド・ゲイン(※2)」その人なんでしょうけど、それはまた別の話に置いといて・・・・。

スプラッタの草分けとして、映画としての評価も世間じゃ高いみたいなんですが、そこらへんの難しいことは、アタイにはよくわからんので、それもまぁ置いといて・・・・。

 

んとね!
個人的にはこの映画の魅力って、レザーフェイスをはじめ、変態殺人鬼一家を、とってもチャーミングに見せてくれてるとこだと思ってます。
なんつっても、レザーフェイスのようなキャラは、垢抜けすぎてもなんだかな、と感じることがあるもんで、結局サビーニ乱入前の、このオリジナルの素朴な怖さが、あ~好きだな~って思えるのです。

ホラー界の大スターレザーフェイス。
チェーンソーを片手に、人の顔をはいだマスクをつけた、一見鈍くさそうな大男。血糊がちょっぴりチャームポイントな、エプロンがけの腹は出ている。
しかしいざとなったら早い早い。走るし。オツムの弱点を肉体が頑張って補っている、体育会系の≪屠殺者≫です。

個人的には、被害者を バコン! といきなり襲って、ズルズル個室に消えるとこなんかたまらん。
じたばた暴れるパムをとりおさえ、全く自然にフックに吊し、チェーンソーを手に取り、手際よくカークの解体をはじめるあたりは、まるで「働き者」の肉屋さんみたい。
冷静に考えりゃ、チェーンソーが肉の解体に向いているとは到底思えないケドまあいいか。
がおー!とチェーンソーを振り回していて、自分の足なんか削っちゃうとことかも、「んも~しょうがないなぁ」と妙に親身になってしまう。お食事タイムにはおかあさんがわりに、フェイスに化粧を施したりしちゃってるのも、なにがなんでも見逃せないしなぁ!

もう1人の主役は、もちろん元祖絶叫クイーン。
これでもか!これでもか!いんやまだまだ!とばかり、と後半えんえんたった一人でエンドレスに叫び続ける根気(??)は、近来の映画のテンポでは見かけないしある意味フレッシュ。けどさすがに・・・・。

アタイも気長いほうだけど、しまいにゃー「もうわかったからええかげん黙れ」と、サリーちゃんをほっぽって、コーヒーブレイクに突入しました。
そりゃ本人にとっては一大事だとは思うけど、私にとっちゃぁ他人ゴトだし・・・。
ところがそんな始終騒がしすぎるサリーちゃんを、殺人一家はうっとうしがりもせず、気長に面倒見よく追いかけてあげていました。

変態家族、 あ、あ、あんがい気のイイやつら???
そういえば確かに、おじいちゃんに対するいたわりや尊敬とか、会話の絶えない家族関係は、イマドキ珍しいほどホット!
レザーフェイスだって、無感情なのかと思いきや、家族間では、オバカだけどいじらしい、かわいい末っ子ちゃんなのだ。

というわけで、変態殺人鬼一家の、気狂いながらもなごみのお食事シーンを筆頭に、意外とほのぼの系のような気もする不思議な一品。
入門編(なんの?)として、バイブルとして、神棚付近に保存版。

(2004年)

 

※1 マイケル・ベイ
(テキサス・チェーンソーなる、リーアーメイとジェシカ・ビールしか見所のないいけにえリメイクを作った犯人。
※2 エド・ゲイン
(実在の殺人者。マザコンだったり死体をリサイクル活用しまくった異常さが、いろんなホラーに影響を与えた)

 

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「悪魔のいけにえ」データ

The Texas Chain Saw Massacre(1974年)アメリカ

監督//
  • トビー・フーパー
出演//
  • ガンナー・ハンセン(レザーフェイス)
  • エドウィン・ニール(ヒッチハイカー)
  • ジム・シードゥ(ドレイトン・ソーヤー)
  • ジョン・デュガン(おじいちゃん)
  • マリリン・バーンズ(サリー)
  • ポール・A・パーティン(フランクリン)
  • アレン・ダンズィガー(ジェリー)
  • ウイリアム・ヴァイル(カーク)
  • テリー・マクミン(パム)
  • ロバート・コーエン(車の窓を拭く男)