LARA CROFT TOMB RAIDER(2003)ヤン・デ・ボン
アンジー黒歴史?
ヤン・デ・ボン作品、数かずあれど……、思えば「好き」と言えるのは 「スピード(キアヌ版)」 ただ一作かもしんない……。
ごめんね、ヤン。
あなたのことは決して嫌いじゃないんだけど……ど、ど、ど、どうでもいいと言うか……。
つーか、例えば主役がJさんとかFさんとかだったら、不死身の身体で宇宙だろうがエルム街だろうがどこへなりとも行って頂き、どんなやんちゃをしでかしても、そのご健勝ぶりを温かく見守らせていただくことができるんですよね。
ところがことララ・クロフトさんに関しては、あの強烈な不死身っぷりが、嘘やろ?というか、ウッソー!というか、ウソツケ!というか、ともかく全然納得できません……。
だってゲーム中のララは、あんなに不死身じゃなかったもん(爆)!!!
コントロールがなっちゃいない上すぐくたばるので、アタイどれほど苦労したことか!!!<ヘタクソ
と、と、ともかく、楽しむために映画を見て、納得いかないことを受け入れる義理もないので、さしあたって私のなかのララさんは、ごく最初のシーンで ぽっくりと気持ちよくお亡くなりになりました。
スポンサーリンク
というわけで私怨の深いアタイの独断にて、この映画を語るとすれば『アンジェリーナ>ララ・クロフトが、死したゆえに不死身の活躍をするという、ゾンビもびっくりまっつぁおな、ありえない話』という、スペクタクルな位置付けです。
たぶんエイリアンぐらいは、裸足で逃げて行くであろう。
だからといってSFやホラー、ましてファンタジー映画ってわけでもなくて、アクション映画だって言うんだから、もうアタイ気持ちの着地点がどこにもない。
それにしても、もしも私がキャッチコピー屋さんだったら『超人ララ・クロフトと、その他おおぜいの人たち』とか書くしかないなぁ。
思い切ってハッキリ言わせていただくと、もう最初から無敵なんだからわざわざ観るまでもなかったですよね。
その代わり、腰の入ったアンジェリーナ・ジョリーファンの人たちにとっては、最高だったんじゃないのかなぁ。
アンジェリーナのカッコよさ美しさを堪能することにかけては、もう最高のできばえと言ってもいいような。
たとえば熱帯魚が優雅に泳ぐ水槽の隣に飾ったらオシャレ!!みたい系のすばらしさです。
私だってこの映画の主役がコランだったりしたら、地図を作って埋蔵するほど嬉しいだろうと思うしな・・・。
とかなんだかんだ言いながら、もし出たら 3 もチェックしちゃうんだろなぁ……ゲームをプレイした者ならではのそういう哀しい業って、あるよね。
(2003年12月)
「トゥーム・レイダー2」データ
LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE 2003年 アメリカ
監督
- ヤン・デ・ボン
出演
- アンジェリーナ・ジョリー(ララ・クロフト)
- ジェラルド・バトラー(テリー・シェリダン)
- クリス・バリー(ヒラリー)
- ノア・テイラー(ブライス)
- シアラン・ハインズ(ジョナサン・ハインズ)
- ティル・シュワイガー(ショーン)