超立体映画 ゾンビ3D/ジェフ・ブロードストリート
目次
超立体3D?
えと、私は、超平面映画しか見てませんけど・・・・。
でも、超立体のこの映画がどうだったかはチョー簡単に想像できます・・・、モゴモゴ、褒めではございませんが・・・。
ともかく、立体平面抜きにしても、こりゃーヒドいっつーか、ヒドすぎるっつーか、こんなヒドいの見たことないっつーか、いや、こんなヒドいのはまあいっぱい見てるけどさ、っつーか。
まぁ、ダメに決まってるのは最初からわかってるんでいいんだけど、ダメで面白くない映画の中に潜むべきワビサビなそよ風も、まるで吹かないという寂しさが悲しい・・・・。
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感想
んと、最初オープニングを見る限りでは、ロメロのゾンビのまるっとリメイク!?と思われました。
私は基本的に、リメイクとかどうでもいい派です。
へんにコギレイな絵柄と化した、「ゲゲゲの鬼太郎」の最近アニメを筆頭に、モトネタを凌ぐリメイクなんて、ぜんっぜん見たことないもんね。(ぜんぜんバッチクないネズミ男なんてつまらんやろ??!!クリープのないコーヒーどころか、クリープしかないコーヒーやんけ!!<コーヒーちゃうやろ!!)
ゲホゲホ、やっぱり、ナニゴトもオリジナルでナンボ。
でもこの映画に限って言えば、まるごとリメイクだったらどんなにましだったろうとか思う。
ぶっちゃけ、シド・ヘイグが出てきた時点で、狙っているのはお笑いなのね、と、ひとまず悟りを開きました。
スコップを持たせてハマることにかけては、シド・ヘイグの右に出る者なんかいなさそうだし、そこを狙ってこのキャスティングだとしたらスギョイ。
まぁ、リメイクを装ったオープニングから、どんどんオリジナル度が暴走していく時はうろたえます。
お客のいない遊園地の、古びたジェットコースターに乗る恐怖と似てなくもない雰囲気と言えば伝わるだろうか。
途中で空中分解するかもしんないハラハラ感は、ある意味、ホンモノのスリルをしのぐものがあります。
設定もなんだかデタラメすぎて、逆に先が読めないし・・・。
つーことはつーことは、誰でも先が読めるような、つじつまの合った本格スリラーに飽きたころにお試しすれば、意外と珠玉の思い出の映画になりそうだったりするのかもしれません。
いやいや、冗談、それはないない、悪いけど!!!
ほかになにも書くことナイんで、ちょっとゆってみただけだよ!!!
でも、ゾンビ映画を3Dで!!という試み自体は、個人的にウェルカム物件。
ちゃんと頭のいい人が情熱とお金か手間のどっちかをかけて、マジメに作ったゾンビ3D映画なら、絶対面白いと思うし、最悪、大麻の煙のワッカとかじゃなくて、ちゃんと血しぶきが飛んできたり、飛び出す内臓にむせんだりできれば、たとぃ監督がウーヴェ・ボルさんあたりでも、劇場で見ようかな、という気にもなるんちゃうかいな・・・。
・・・・・・・。
(あくまで可能性の話です)
(2009年3月)
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「超立体映画 ゾンビ3D」データ
NIGHT OF THE LIVING DEAD 3D (2006年/アメリカ/80分)
監督
- ジェフ・ブロードストリート
出演
- ブリーアナ・ブラウン
- ジョシュア・デローシュ
- シド・ヘイグ
- グレッグ・トラヴィス
- ジョアンナ・ブラック