2017年公開映画ベスト10(好きになった10)
あけましておめでたいので、2017年、好きになった映画を振りかえりたいと思います。
つくづく「独断と偏見」という言葉があって良かったなぁ・・・と思う一瞬です。
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カンフー・ヨガ
観客の理性による「?ハテナ?」をあっちむいてホイっ!とねじふせる、問答無用のおめでたさ。
2017年公開映画の中で、紅白まんじゅうカテゴリナンバー1!
ドバイの高級車カーチェイスの凄さは映画史に残っても不思議じゃないと思うぐらいエキサイトしましたし、やっぱなんといってもラストですよね!!
ブラボーでハレルヤなラスト最高でした。
もしこれがオールインド人によるインド映画ならそんなに驚きもしないんですが、みんな大好きなジャッキー・チェンがニコニコして、あれをやってるんですよ。
盆と正月が30年分いっぺんに来たってぐらい可愛いですよね。
こんな縁起物映画、他にないと思います!
あとアーリフ・リーってアクションできる人だったんだ!という驚きと、ハッピー・ニューイヤーで目をつけてたソーヌー・スードに再会できた喜びも巨大でした。
マンチェスター・バイ・ザ・シー
リーという主人公の物語を借りた、ケイシー・アフレックの再生の映画という印象で見てしまった。
ぐっしゅん、ファンとしてはいろいろ感慨深すぎて泣ける・・・。
人魚姫
これぞエンタメ物件!!・・・の中でも安定のチャウ・シンチークオリティ!
ただひとつ、「西遊記はじまりのはじまり」や「ミラクル7号」みたいな、最後の曲で上がりまくる現象がなかったのは残念!
言いかえれば、残念な部分はそれだけ。
本編は文句なしにアホらしかったです!(大賛辞)
特捜部Q Pからのメッセージ
これまでに見た特捜部シリーズの中でも、格別の湿気ムンムン!
2~3日は放心してしまうのに、病み付き感が増します。
次作まだかなぁ~。待ち遠しい・・・・。
ローガン・ラッキー
ダニクレがシマシマの囚人服を着てる時点で、2017年の映画のベスト10入りが決定しました。
しかもアダム・ドライバー、チャニング・テイタムといった旬のイケメンを心ゆくまで堪能出来、かつ、お話自体が面白いという私にとって奇跡のような映画でした!
ソダーバーグ監督ということで、オーシャンズに似てるっちゃ似てるんだけど、主人公たちがボンクラ設定でゆるいぶん、こっちの方が好き。
KUBO/クボ 二本の弦の秘密
クボのあやつる折り紙の描写がも~ホントに素晴らしかった!
ストップ・モーションアニメに魂が入ったような感覚というか、表現の未来系を見たような気がしました。
当地方の劇場では吹き替え版しかなくて、最初は字幕で見たいのになあと思っていたんだけど、「瞬きすらしてはならぬ。」という台詞にぶわっと鳥肌が立って、心底吹き替えでよかったと、劇場の選択に感謝しました。
時間さえあれば映画館に寝泊りして10回ぐらい見たかったです。
ジェーン・ドゥの解剖
ジェーン・ドゥ(身元不明者)の美しさによって、いっそう恐ろしさが募ります。
問題の解剖シーンは、わりと直球でガッツリなんですが、変に隠しだてされるよりはるかに見やすかったです。
最終的にはホラー的な恐ろしさより、「死による救い」を奪われた絶望に、涙した次第です。
私たち生物は限りある時間を生き、いつかは必ず死に行く身であり、死を恐れてもいるのですが、そんなすべてを肯定できる映画だったと思います。
つーか、死体がイき○いる、という素晴らしい着想、ドキドキハラハラのエンタメな進行、鼻から這い出るハエまで美しい映像!!
たまにこういうのに巡りあえるから、いつまでたってもホラー好きがやめられない!
皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
仮にも清く正しい人生を送っているとは言いがたい汚いオッサンがめっちゃ強くなるんです。主に腕力なんだけど。
そのオッサンを「ヒロ」と呼ぶアレッシアが、もう前歯の隙間に至るまで愛らしすぎて悶えます。
あとジンガロのキャラがとても良くて、特にヅラが水中を漂うシーンは、一生忘れないと思います。
派手な見せ場があるというより、尻上がりにじわじわ来る映画だったんですが、エンツォの心境の変化が愛しくて、最後に曲が流れたとたん、涙とハナミズがぶわっとなりました。
私は永井豪の鋼鉄ジーグを知らないんですが、もし知ってたら10倍ぐらいの当社比で、号泣しちゃったかもしれない。
わたしはダニエル・ブレイク
はじまりへの旅
これは、ヴィゴ・モーテンセンがそのキャラの魅力で牽引した映画だったと思います。
一歩まちがえば鼻持ちならない家族の映画になったかもしれなかったのに、可愛くて愛おしい映画だと思えて抱きしめたくなってしまうのは、贔屓目抜きにウィゴはじめ魅力ある子役ちゃんたちの仕業に負う所がデッカイんじゃないのかなぁ~。
特にジョージ・マッケイの口元の魅力に、ミーハーとしてノックダウンされました。
そのほか
2017年って、絶対豊作でしたよね?
見る映画見る映画、めっちゃ面白かったです。
今脳内の走馬灯がうなりを上げてて、いやどれもこれもベストだったなぁと天を見上げてる状態です。
やっぱ私には、ベスト10とかムリかも・・・来年からはベスト30ぐらいにしよう。
10本チョイスするに当たって、リストアップした映画
- ディストピアパンドラの少女
- オクジャ
- ムーンライト
- バッドガイズ!!
- ブレードランナー2049
- スターウォーズ最後のジェダイ
- お嬢さん
- ドクター・ストレンジ
- 夜明け告げるルーのうた
- ザ・コンサルタント
- 哭声/コクソン
- 銀魂
- ライフ
- メッセージ
- 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
- たかが世界の終わり
どれも面白かったです。
映画ってほんとに楽しいなあ。
ただ、たまに過剰に期待しすぎるせいか、いざ見てみると「ん?」ってなるのもあります。
世間の評価とのズレを感じてしまったやつ
- ラ・ラ・ランド
- ナイスガイズ!
セッションでチャゼル監督にのぼせあがった身としては、ララランドは相当期待して見たんですけど、なぜか好きになりませんでした。
嫌い!と言えたらまだ良かったんですが、とくに嫌いなわけでもないんです・・。
世の中の多くの人がベストに挙げている映画なので、もしや私の感受性に欠陥があるのかなぁ・・とやや心配。
なんつーか、ミュージカルシーンでウキウキしなくてションボリしました。
振り付けや曲で、「これ好き!」と身を乗り出してしまうようなシーンがなかったんですよね・・・なんでだろ。
ナイスガイズもそんなにナイスに思えなかったです。
ぶっちゃけバッドガイズのほうが、ナイスだった気がしました。
ベスト順位に影響しそうなのに、まだ見れてないやつ
劇場で見損ねてしまったので、DVD化してから見ることになりそうです。
ベストの順位が変わったら、なるべく追記したいです。
- パターソン
- エルELLE
- 女神の見えざる手
- ローガン
- ギフテッド
- トンネル
- パーティで女の子に話しかけるには
- ゴッホ 最期の手紙
- ウィッチ
- ベイビードライバー
- スイス・アーミー・マン
- ゲット・アウト
- 彼女がその名を知らない鳥たち
- ヒトラーの忘れもの
- ドリーム
- IT
- 新感染 ファイナル・エクスプレス
- 勝手にふるえてろ
- バーフバリ伝説誕生
ベリー系
- 本能寺ホテル
綾瀬はるかちゃんは日本一の美女だと思ってるんですけど、どうにもこれは、これだけは・・・・。
何故見た、私!とつい自己批判しそうになった・・・。
でも綾瀬はるかちゃん可愛かったし、後悔はしていない。