BREATHLESS/ジェシー・バジェット
目次
10万ドルを巡る密室ドタバタ劇
いや~~~何よこれ!
前半がめ~~~っちゃ面白いです。
特に冒頭のシーンが怖すぎて、逆に笑いが止まりません。
化粧だの料理だの、おなじみ日常なんだけど、クローズアップでこんなにホラーすぎることになるとは!!
アタイは偏食なので卵がジュワワなシーンで脂汗を浮かべながら目を覆ってしまうのですが、偏食じゃない健全な人にとっても、ジャムはグロいと保障します!
シンクのお手入れシーンでは、気絶しないように気をつけて!
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あらすじと感想
冒頭の良さをさて置いても、主演のジーナ・ガーションと、親友役のケリー・ギディッシュのベストコンビは、すわ、コーキーとバイオレットの再来かってぐらいです!
・・・いや、調子に乗りすぎました、そこまで言ったら私もライアーでございましょうか・・・。
ただ、ジーナ・ガーション老けちゃったな、と憂いを感じるのはつかの間です。
アタイはすぐに、やだもうジーナガーションやっぱめちゃめちゃ最高じゃん!!この調子で今後はずっと、輝けるクソババアの星としてアタイの指標になって欲しい!!と惚れ直し。
そして、ろくでなし夫役のヴァル・キルマー!!!
出番においてまんべんなく、かなり濃い出汁が出てるんですが、生き物として長持ちしなかったのはやや残念。
でもたとえ細かく分割されても大スター、お部屋のいたるところで、さすがの存在感を放ってくれます!
肉片だけどね。
どうでもいいけど、この、ろくでなしの夫を細かくするのに目からウロコの凶器がでてきて、熟練主婦の自信が光るのは見どころですよね。
ただ、主婦の技を発揮する描写が中途半端で、冒頭シーンのフラグが後半ただのコケ脅しみたいになっちゃったのはちと遺憾。
個人的には主婦の手練手管をとことん駆使して、完璧にとりつくろう話が見たかったです。
え?あらすじ?
短く言うと、ヴァル・キルマー演じるデイルがせしめた10万ドルを、ジーナ・ガーション演じる妻のローナが「よこせ!」とゴリ押すすったもんだ。
10万ドルを山分け、という条件で、ケリー・ギディッシュ演じる友人タイニーに無理やり協力させちゃいます。
ところがこの女二人の行動がいちいちワイルドw
オカネの探し方が荒っぽすぎて、いやそこ、もっとスマートに探せるとこやろ?と後片付けが心配すぎる。
ぶっちゃけ家中がシッチャカメッチャカになるんです。
つーか、なにも皿やコップを割らんでも・・・。
そこに最悪のタイミングで現れるのが、保安官のレイ・リオッタwww
いや爆笑しますよね、その状況で保安官のレイ・リオッタが現れたら。
ただ10万ドルという金額はちとショボイ。
せめて100万ドルぐらいなら、がめつさによるバカ力に、説得力も出たろうに・・・。
ともあれ、面白かったです!
最後はこれ以上ないほどお似合いのカップルが幸せになりますので、ハッピーエンドと言えるのでは・・・・。
あくまでも、た、た、たぶん・・・。
「ライアー・ハウス」データ
- Breathless(2012年)アメリカ
監督
- ジェシー・バジェット