Darkman II/ブラッドフォード・メイ
目次
お、お、お、面白くない!
アーノルド・ヴォスルーとリーアム・ニーソンは別人すぎる
いやもぅほんとにぜんぜん面白くないので、ほかに書きようがないんだけど、「イムホテップとギグルス対決」を見てるんだ、とでも焦点を変えれば、ちょっとこみ上げるものがあるかもしんない!!
って、こみ上げたのは何か?とか追求すると自爆しそう!!
いやいや、こみ上げたのは「感慨」ですよね「感慨」。
ただ、くれぐれも「感動」とかじゃないっていう、繊細なニュアンスを読んで欲しいの・・。
いやそれはどーでもいいんだけど……。
これが面白くない原因は、やっぱり主役が前作のリーアム・ニーソンとは似ても似つかぬ別人だから!ってことに尽きるんじゃないのかなぁ・・。
続編ものの宿命としてありがちではあるんだけど、よりにもよって、なぜにこうまで似てないキャスティングなんだよう?というか。
けどアタイはアーノルド・ヴォスルーが好きだから、今回に限り、渾身の心頭滅却にてかろうじて応援していく方向です。
まあ、ラリー・ドレイクの続投にて、フル心頭滅却の努力もほんの少々報われたことだし、結構心が広がってるのだ。
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しかしぶっちゃけ、クワイ・ガン・ジンとイムホテップという、霊長類同士であることさえ疑わしいほどに似ても似つかぬお二人を、「同一人物だってば!」と言い張られても、いくらなんでも冗談にもホトトギスってもんがある!!!
……というのが、正しい反応でございますよね。
お話はもう、前回あんな死に方をしたはずなのに、「デュランが生きてる!」ってことが、すでに最大の山場なので、あとはぜんぜんどうでもよくなります。
お話が進むにつれて盛り下がりに盛り下がって、それはまぁいいとしても「デュランが不死身」というゆいいつのツボを、世にもあっさり覆して、終わる。
ええええーーーっ?
あんだけ不死身だったのに、おしまいはザコ以下の死に方。たぶん、所要時間10パチクリぐらい……?
一体、誰の都合でこんな展開になってるんだ!!脚本家が食あたりでもしてたのか?
死に方も死に方だ!
ゲロもグロもべっちょりもねっとりもこってりもぐっちょりもひでぶもあべしもなんもない!!!
ペイトン(ヴォスルー)はペイトンでミイラにもならないし、サソリ男と対決もしない!
・・・・・。
ハッキリいってダークマンには3も存在するんですけど、さすがに3は見ておりません。
それはもう見る側の理解力とか愛とかの責任ではナイはず!ダークマンの神様私を赦して!!
2005年3月
「ダークマン2復讐の標的」データ
Darkman II : The Return of Durant 1994年 アメリカ
監督
- ブラッドフォード・メイ
出演
- ラリー・ドレイク
- アーノルド・ヴォスルー
- キム・デラニー
- レネ・オコナー
▼1は面白かったんだよ、1は・・・。