Mary Reilly(1996)スティーブン・フリアーズ
映画そっちのけのジキルとハイドごっこ
たぶん、見る人が見ればダメ映画?
私は、かなーり面白かったです!!
ジキル博士家のメイド、メアリー・ライリーの目から見たジキルとハイド?ちゅーか、ジキルとハイドとメアリーの三角関係?まぁどっちにせよなんか新しい感じがする!
つーか、アタイはマルコビッチさんが大好きなんだよ!マル子見られりゃ、満足なんだよ!
なのに、オマケの面白いお話までついてて、それ以上の贅沢なんて望むもんか。
いや、けど、ありがたいことに、それ以上の贅沢までついてたよね。
話題としては、ハイドよりも ジュリア・ロバーツ のメアリーのすっぴん顔が怖いなどと騒がれていたわけだけど、ツボに効いたらやみつきになる感じよ!ジュリアロバーツの妖怪:メイドさん姿!!
あと、「映画のナカミ」だなんてこまかいことより、キャスト組み替え遊びが面白かったったら面白かった!
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キャスト組換え遊びとはとは?
たとえば マルコビッチさんのかわりに ゲイリー・オールドマンのジキル&ハイドだとどうなるか?
……そりゃもう、ジキルやハイドが何をしようと、止める人がいなそう、ってことが一番ヤバいんじゃなかろーか。ジキルが変身するハイドより、オールドマンが変身するハイドが絶対イヤだ。ただし、長髪カツラがマルコビッチより似合うことだけはたしか。
最近無節操な出演の目立つ、 クリストファー・ウォーケン さんならどんなジキルとハイドになりきってくれるかな?と考えるまでもなく、ジキルもハイドもへったくれもなく、24時間年中無休でキレっぱなしの、万年ハイドになるだろうなぁ。 どんなに映画がB級以下でも、こわくて文句も言えません。
案外キレイドコロの、ジョニー・デップなんかもイイかもしんない。うーーん、顔を活かしたラブラブラブロマンスジキル&ハイド?!目からウロコの新分野!ただしまったく面白くならなさそう!
でもデップちゃんのジキル(またはハイド)なら、メアリー役は私がやるでぇ(爆)。
アタイだって、ひとたびメイド服を着れば、ジュリア・ロバーツなど及びもつかない、立派な妖怪になれる自信があるぞ。
そんでもってデップと末永く幸せに暮らしますのだ。めでたしめでたし。
それでは本日のメインエベント、メアリーを ジーナ・デイビスさんに振り替える。もちろん監督はレニー・ハーリンでなくっちゃいけませんね。カットスロート・アイランドあたりのテンションで、ハイドの求愛を殴り返せば、ジョニデのハイドなどは地球の裏側までらくらくふっ飛んでいってしまいそうです。
もう映画と言えるかどうかもわかんないけど、なんかスターウォーズぐらいは軽く追い抜ける壮大さを感じますよね。(しかし良いコンビだと思ってたのに、レニーとジーナが離婚とは、男女の仲は解んないねえ。)
ともかく、いちいち挙げてもきりがないほど、いろんなパターンが楽しめて、ああ面白かったと満足です!!
(1999年のいつか)
「ジキル&ハイド」データ
Mary Reilly 1996年 アメリカ
監督
スティーブン・フリアーズ
出演
ジュリア・ロバーツ(メアリー・ライリー)
ジョン・マルコビッチ( ジキル博士、ハイド氏)
ジョージ・コール(プール氏)
マイケル・ガンボン(メアリー父)
キャシー・スタッフ(ケント夫人)
グレン・クローズ(ファラディ婦人)
マイケル・シーン(ブラッドショー)
ブロナー・ギャラガー(アニー)
リンダ・バセット(メアリー母)