ミーハーdeCINEMA

ミーハーが映画やドラマを見てはあれこれとつぶやいてます。

『映画』プリティ・ベビー(1978)

Pretty Baby

映画プリティ・ベビーのスーザン・サランドン

目次

 

昔見た時はブルック・シールズにしか目がいかなかったんだけど、今見るとねぇぇ・・・スーザン・サランドンがとてつもなくいいっすよ・・・。
あとたぶん、撮影の人(スヴェン・ニクヴィストさんという人らしい)が相当素敵なのではないでしょうか・・・。
ちょっと作品おっかけてみたい感じです。
 

あらすじ

 

1917年。
ニューオリンズの高級娼館で、スクスクと育った少女ヴァイオレットの独特の日々が、ジャズピアノの音色に乗って流れていきます。
ヴァイオレットは12歳か13歳のお子様でありながら、母に置き去りにされたり、娼婦デビューしたり、なんと結婚までしでかしますけど、キャラがたくましいのでヒヤヒヤしません。

 

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感想

 

 今回は感想と言うより、まぁ美少女を描きたくなったので描きました。
・・・ってだけなので、恒例ですけどすまんすまん。

 

映画プリティ・ベビーのブルック・シールズ

 

って言うか、美少女ものを観たい!!っていう発作が出た時、真っ先に思い浮かぶ映画がこれなんですよね。

 

なんせ、大人になる前のブルック・シールズの美しさを、すべてここに煮詰めておいたぜ!!みたいな一目でわかる濃さなので、美少女とリボンと退廃美で脳内がガンガン満たされていくような即効性があります。

そもそもヴァイオレット嬢、こんなに絶世の美少女なのに、型どおりにいかないゴーイングマイウェイなキャラってとこがツボ入りします。

張り倒されても尻を打たれても、内蔵されてるのであろう大型のバネでいともたやすく起き上がり、スタスタ歩いていくあの感じ。
大人顔負けの度胸があって、大の男を無邪気に手玉に取るというのに、やっぱりまだ母性愛を必要とする子供だったんだなぁってラストは、マジしみじみと痛み入る。

 

しかもこの映画は、ブルック・シールズひとりワッショイ映画じゃなくて、ファッションやらインテリアやら、音楽やら写真やら、高級娼館の生活感やら、ありとあらゆる角度からミーハーのツボを連打しつつ満たしてくれます。

  

印象深いシーンは山ほどある・・・というか、そういうシーンが連続して一本の映画になってるみたいな感じなんだけど、とくに若き日のキース・キャラダイン演じる写真家ベロッキが写真を撮るシーンが私は好きで、そうして写し取られた一コマ一コマから妄想が広がって、古き時代、こういう暮らしが確かにあったのだろうと遠い目になるんですよね・・・。

そうした時代性をバックアップするジャズピアノがまた最高です。
ピアニストはアントニオ・ファーガスですので、隠れ主役?ってぐらいの存在感あります。

 

 

プリティ・ベビーのヴァイオレットことブルック・シールズ

 

なんつーか、私はこの類の映画が好きなんですけど、今の価値観だと倫理的な面でアウトかもなぁ~、と思える描写がけっこうあります。

つーことは、今後こういう作品の新作は出てこなくなるのかなぁ、とふと思ったりなどしました。

 

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「プリティ・ベビー」データ

  • Pretty Baby
  • 1978年 アメリカ

監督

  • ルイ・マル

キャスト

  • ブルック・シールズ(ヴァイオレット)
  • キース・キャラダイン(ベロッキ)
  • スーザン・サランドン(ハティ)
  • ダイアナ・スカーウィッド(フリーダ)
  • フランセス・フェイ
  • アントニオ・ファーガス
  • バーバラ・スティール
  • ダイアナ・スカーウィッド
  • マシュー・アントン
  • ゲリット・グレアム