THE CHRONICLES OF RIDDICK/デヴィッド・トゥーヒー
目次
■ ヴィン・ディーゼルのビジュアルが!!!
ギャハハハ!それじゃない、それじゃないかも~?
お金のかけ方、映像のコリ所、脚本の重心とかとか!!
いやでも好きです、好きだよ~、王道上から僅差で上下左右にズレてるみたいな人たち(根は悪くない)が、楽しんでこねくりまわしてこうなった、みたいな?
大はしゃぎにわか成金B級映画、っていう憎めなさが輝いています。
前作ビッチブラックに比べたら、いきなりお金持ちだけど、出世はぜんぜんしてない感じ。
しかしさすがに、気合いが入っているだけあって、いろいろ盛りが豪華です!
なんてったって、冒頭で抜かれるドギモは、賞金稼ぎに追われるリディック(ヴィン・ディーゼル!)のビジュアルですよね!
マッチョな肉体美はいつも通り、ただし頭部が激しくイメージチェンジ!
ぶっちゃけ、は、は、生えている!!!
つーか、生えてると言うよりかぶさってる?
まあそれはどうでもいいのです。
何はさておきヴィンに「毛がある」という絵だけでもスゴいのに、なんとその毛が、風にゴソっとなびくロン毛の束(汗)!!!
オシャレというか、珍種というか、ま、遠目にはクマとかわんないよな!
それと、思わず「ウソつけ!」と言い切れちゃうほどの強さ!!
なんと、今回は銀河一強い男になっちゃってて。
700度の日の出に焼かれても、ホカホカになるだけで済んじゃうし。
そしてヒロインのピンチが10回あるとしたら、そのうち9回は救ってくれるとゆー頼もしさ!!(ん?の、残りの1回は???)
そして出ました、私のアイドル、ライナス・ローチ!
あいかわらず司祭役がお似合いで、ウキウキ!いつリディックとちゅーとかすんの(コラーー!!!)??とかぶりつきたいとこだったけど、今回は妙に過去の司祭(本人)の面影よりも、最近のピーター・ウェラー(by悪霊喰)とカブって見えて、すんでのところで踏みとどまった!
ゴシゴシ!もしかしてして、に、似てたんですかね?骨格。
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それから、女優陣はみんなおきれいでした。
特にアレクサ・ダヴァロスさんよね。
ミシェルロドリゲスにも似た強烈な眼力に吸い込まれそう。
しかも、吸い込まれた後、粉砕されそう!
ジュディ・デンチのエアリオンは、微妙?と一瞬思ったものの、やっぱ彼女がいないよりはいてくれて良かった。
デンチ様の名女優の風格があったから、これはマンガじゃなく映画、と、オバカなアタイも認識できたというものです。
あと、「わわ~~っ!」とうれしくなったのが、ちょっとやりすぎ目な美術!
なんてったって、今回のデヴィッドには金がある!
で、バカバカしいほど、無駄に壮大な大道具もそうだけど、小道具がこれまた楽しかった。
あまり切れ味のよくなさそうな、でも装飾のモノモノしい武器とか、顔のいっぱいついたロード・マーシャルの鎧甲(特にまるで京本正樹の髪型みたいな甲)、 哀愁の男ライナス・ローチを、かなりマヌケに見せかけてしまう効果も絶大な、あの頭に張り付いた弁当箱とか、見所がありすぎて、涙目でジタバタするぐらい。
もちろん肝心のお話も、ゴリゴリバキバキと無理やりに、まるくおさまっていました。
世間じゃ酷評みたいだけど、私はやっぱり、オ、オ、オススメさしてもらいます・・・・・。
2004年9月
「リディック」データ
THE CHRONICLES OF RIDDICK 2004年 アメリカ
監督
- デヴィッド・トゥーヒー
出演
- ヴィン・ディーゼル
- ジュディ・デンチ
- コルム・フイオール
- タンディ・ニュートン
- ニック・チンランド
- アレクサ・ダヴァロス