ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

スタンダール・シンドローム

STENDHAL SYNDROME(1996)ダリオ・アルジェント 

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ミーハーは当然クレッチマン萌え!

この映画を一行に凝縮しますと、めくるめくダリオ・アルジェントの変態オヤヂワールド、となるかと思います。
なんか親子で、すったもんだやってる映画でした。

アタイとしては、とりあえず眠い。もしかして過労だっけ?気を失う!!寝てしまう!!!
さらに体質によっては、連続アクビの副作用で、アゴのホネのバネが伸びきったりして、医学的にも美容的にも、アカンやつだと思われます。

 

 

おおまかなお話は、アーシア・アルジェント扮する警部補が、名画を前に恍惚となり、バタンと卒倒、異常な現実とその感受性が交錯し、脳内に不思議な現象を引き起こす、というもの。
そのような現象を俗にスタンダール・シンドロームと呼ぶらしい。
アタイのようなオバカには、さっぱりわかんないのでございまするけど、ダリオが言うからにはそうなのだろう・・。

つーか、ダリオ監督、 アーシア(娘)をいじめるの、もうやめたんじゃなかったんすか?! ……ってところが、ストーリーよりもはるかに気にかかりましたよね。
まぁ、私はそこはスルーできます。ヨソサマが親子で何やってようと。
ただし。

問題なのはココですヨ、ココ!!→「アーシア・アルジェント扮する警部補」
なにぃぃぃ????

だってアーシアが警部補って警部補って!!!
しかも有能な警部補だっつーんだけど、冗談?それ冗談なの?

つーか夢?これは夢?あっそうだっけ、夢だ夢。ってぐらいのありえなさ。
ダニー・トレホが女装するぐらいの、それはなさ。

けど、アタイの動揺を置き去りに、アーシアが警官。アルジェントもアーシアも、結構本気らしいのです。

困るよね!しょっぱな、そんな異物を仕込まれたら、その後どんなわけわからん世界が展開しようと、「あ~~~。」ぐらいしか思えなくなるじゃん。 

関係ないけど、アーシアの鼻は、モアイの鼻に似ている……(賛辞)。そして再び私のココロはイースター島へと……じゃない、夢の国へと……。

ともあれ、何度も寝ながら見たにも関わらず、戦い終わって思うには、もしや傑作だったかも。

たぶん、そのありえなさが充満している中で、アルジェントさんが表現したかった何かを漠然とキャッチできたような気になった時、何かふっと腑に落ちる感触が得られるというか。
あと私は、イマイチキッパリしないオチと、オチに導くシチュエーションが、なんか好みなんだと思います。
もしやもしかしてもしかした時、ある程度、感情移入ができさえすれば、くせになったりするのでは?

 

残された問題といえば、アーシアの髪型の変化のことぐらいかな……。
他の監督作品なら、どういう効果を狙ったのかは察しがつくけど、ダリちゃんの真意だけは凡人には即座にわかんない……。
それに、アルジェント自身の髪型を思い浮かべてみてください。もしあれ(薄いってことじゃないよ!)を自虐的にやってるとしたら、かなり捨て身の確信犯すよ。でも、逆にあれをいいと思ってやってる可能性もあることを思えば、アルジェントのセンスを全面的に信用するナドという危ない橋は渡れないしね……。

ってわけで、アーシアの髪型についても、本当のところは何を狙っていたのか、いまはまだ、「こうだ!(キッパリ!)」と確信を持つことができません。
たぶん、もう1度ぐらい見ないと、私の頭で処理しきれないとわかっているが、「もう1回見ようという気になる」チャンスがなかなか巡ってこないのです。

 

ただひとつ、アーシアを悩ませるレイプ犯を、い~い男のトーマス・クレッチマンが演じているのはジツによかった。クレッチマンといえば「戦場のピアニスト」でドイツ将校役が、とても印象的だった人なんだけど、この殺人鬼もすてきで~す。脱ぐしね。エヘ。<やっぱしそれかぃ!

 

2004年4月

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「スタンダール・シンドローム」データ

STENDHAL SYNDROME 1996年 イタリア

監督

  • ダリオ・アルジェント

出演