They(2002)ロバート・ハーモン
ジュリア役のローラ・レーガンがスリムで・・・
けっこうこのパターン多いけど、今回はこのお話を最後まで見るのに、1週間かかりました・・・・・・・。
そうです、とても 一気に続けて見られないほど・・・・
お、お、面白くもなんともなかったのだ!!
というか、おもしろくなる前に終わった??そして私はキツネにつままれましたとさ・・・・というほんとうにあったコワイお話?んなわけないっちゅうの~!
べつに起承転結とかなくても、それはいい。
な、慣れてますしね!
泣く泣く心が広~~く伸びきってくのは、ホラー好き子の宿命だし!
でも、幼稚園児にホレホレっと平気で見せられるほど、刺激も凹凸もない内容につけ加え、登場人物の誰1人として魅力を感じる人物がいなくて、道ばたに生えてる草ですら、ぜんぜん好きになれなかった!!ってことになると、さすがにイタタタタ、これは痛い!!
つーか、痛くない、カユクない、なんともない!!!痛くて痛くないのはともかくとして、カユクもないなど、ダ、ダメじゃん!!ホラー映画としてシモヤケ以下じゃん!どうすんの?
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とくに主人公役のローラ・レーガン。無意識にも「棒みたい・・・。」と棒読みのウワゴトが漏れるほど、スリムですらっとしてるんですが、首長すぎて、顔、小さすぎて、パーツ、涼しすぎて、腰、細すぎて。
た、た、たぶん、度を越してカッコよすぎるだけなんだと思うけど、もう「カッコいい」なんて形容詞はチャチすぎて使えず、強いてぴったりはまる言葉をチョイスしたら、なぜか 「貧相」 。
やっぱ、人間8頭身以上になると、あまり地球上のほ乳類には見えないのかも・・・・。どうでもいいけど、8と∞は似ている・・・・。
などと、ローラによく似たニワトリの姿など脳裏に浮かべながら、しみじみ痛み入るのでした。
そんなローラ・レーガン演じるジュリアという人物が、魅力のカケラもデガラシもトンガラシもないという、主役としてぜんぜん無理!!なキャラクターなのも悲劇であった。
確かにローラ・レーガンは美人なのにあまり記憶に残らない、でもキャラの魅力って、ある程度脚本の責任なのでわ?
金田一の気持ちにて推理するに、ローラ、よっぽど脚本家の恨みを買ったか、スタッフの人物嗜好がかなり変わってるか、監督がすっごく単純な人物か、のどれかが当たりそうなヨカンです。
つーか、いくら魅力ある性格作りに失敗したって、見た目だけでももー一息なんとかなんないのかなあ。
そりゃあ衣装をワダエミにお願いしろとまでは言わないんだけど、メイクをトム・サビーニか、かづきれいこにお願いするとか、それさえダメならせめてホッケーマスクをかぶるとか、ホッケーマスクをテディベアの柄もんにしてみるとか、何とか工夫しなくっちゃだよ!!人間ネバーギブアップだよ!!
ともかく、アタイミーハーなんだから、主人公にあまり魅力を感じなければ、やっぱこの映画アウト、って言っちゃうよ。しょうがないよ。
最終的には、ジュリアの叫びを聞き流しつつ、「早くコイツを黙らせんかぃ!!」などとバケモノ側にはっぱをかけてしまう始末。
なのでラストはどう考えても、ああよかったよとしか思えない!いいのかこんなハッピーエンドで!おかげで私は神様に顔向けができなくなったよ!
やっぱ、ホラーは最低、主人公の絶叫を、温かく見守れるようでなきゃつまんないよね・・・。
2004年2月
「インプラント」データ
They 2002年 アメリカ
監督
- ロバート・ハーモン
出演
- ローラ・レーガン / ジュリア
- マーク・ブルカス / ポール
- イーサン・エンブリー / サム
- ジョン・エイブラハムズ / ビリー
- ダグマーラ・ドミンスク / テリー
- ジョデル・ミカ・フェルランド
- ジョナサン・チェリー