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『ドラマ』ベルサイユ シーズン2(2017)

Versailles Season 2/BBC

BBCドラマ ベルサイユシーズン2

目次

 

BBCドラマのヴェルサイユ 、待望のシーズン2を完走しましたのでメモします。
ぶっちゃけミーハーが騒いでいるだけなんですが、それゆえ忖度なしに感じたことをそのまま言うという習性が、わたくしにはございます。

そんなわけでいつもながら、強いてネタバレもしませんがわざわざ回避もしませんので、さまよえる未見の方はどうぞご用心くださいまし・・・。

 

さて。
Netflixでの配信を今か今かと楽しみに待ってたベルサイユシーズン2。

今回も、シーズン1以上のめくるめくおスケベを、高級レースとおリボンづくしで煙にまくような、豪華絢爛なるドラマでした。
しかも、ストーリー的にも粘度が5割ぐらい増しております。
例えて言うなら、高級珍味をドカドカ入れて、めっちゃ煮詰まった寄せ鍋かってぐらい。
折りしも今、酷暑ですから鍋を囲めばナイアガラレベルの汗も出ます。

このバラエティ豊かな世の中には、汗をかく健康法というものもあると聞きます。
今まさに、発汗健康法に気分がビンゴの子羊さまは、ベルサイユチャレンジ健康法などいかがでしょうか。

 

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感想メモ

なんせ今回は攻めてましたよね・・・。
もしや、このシーズンで打ち切りが決まった終わりなのかなぁ?
製作の、続きを意識してなさそうな、ふっきれた息吹を感じました・・・。

(いやでも微妙な情報があるにはあって、シーズン3ありそうな気もする!)

なかでも第一話が、いきなりはじけていて凄かったです。
前回からわざわざ持ち越した部分は、もっと引っ張るのかと思ったら、一話にて全てアッサリ解消され、新しいエピソードに移行しました。

 

あっ、それにしても、前回のラスボスの断末魔は、ことのほかえげつなかったですよね。
テコでもまぶたを閉じさせない!という、いたぶりパターンは時計仕掛けのオレンジやオペラ座血の喝采などでおなじみですけど、こいつぁその後がエグかった!
アタイ的には、いろんな処刑パターンの中でも、1~2を争う嫌さ加減!!
やっぱ、UV怖いよ、UV!
アタイふとん掃除機のUVライトをまともに見て、網膜に穴あいちゃったことあるからね!くれぐれもたかをくくっちゃいけません。

一方、次のスパイの末路なんかは超アッサリ!
なんぼなんでも、不公平っちゅーモンなのではないのでしょうか・・・。

 

フィリップとシュヴァリエ

 

フィリップとシュヴァリエ

 

のっけからイケメンたちの尻、尻、尻。素晴らしかったですねぇ~。

シュヴァリエのいない心の穴を、こー埋めんのか!破廉恥な!!・・・っていうフィリップ殿下の可愛らしさですよね。

今全10話見終わって思うのは、このシーズンぶっちぎりのラブストーリーは、「フィリップ殿下とシュヴァリエ」で、間違いないのではないでしょうか。
めくるめく痴話げんかの中にも、深いきずなを感じるあたりののっぴきならなさ。

今回は特に、フィリップのもとに、ドイツからキュートなお妃のお輿入れがあって、フレッシュな新風が吹きまくり!

妃を迎えた以上は、ゲイであろうが子作りに励まねばならないという一大事!
ここに、おだやかならぬ中にもほのぼのとほほえましい三角関係が勃発し、やいのやいのと面白いコトになりました。

妃殿下との出会いは野ション。リーゼロッテさん最高です。

ちなみに、アタイ的に最大のヤマ場(萌え場)は、フィリップが女装で結婚式しちゃうとこ。
陛下はじめ周囲の貴族たちも、殿下の女装を「しょーがねーなー。」って顔をしながらも、「美しい」とか言って認めちゃってるおおらかさ。

もうひとつの萌えポイントは、別々のシーンにもかかわらず、鼻から血を吹くフィリップ殿下とジュヴァリエでした。やだもう~、二人揃って鼻血似合いすぎ~。鼻血ペアじゃん。ツンツンでデレデレじゃん。

 

ファビアンとクロディーヌ


でも、ベストカップル賞はファビアンとクロディーヌに捧げたいと思います。
ドライに汚れ仕事をこなす一匹狼的キャラのファビアンが、クロディーヌに心を許すくだりは、まるで少女マンガでございます!ロマンチック!

なんせ、ファビアンがニッコリ微笑みましたよね!ウソじゃありません、本当です!

唯一少女マンガとの隔たりは、クロディーヌさんご収集の、ビン詰め人体パーツに囲まれて、ロマンスが進行するというとこぐらいです!

ファビアンとクロディーヌ

 

だからして、あの展開は驚きました。
アタイのアイドルになんてことすんの!!!

 

モンテスパン夫人

気になるモンテスパン夫人の黒魔術エピソードは、なんと事実が下敷きになってるとのこと。

ともあれ、アタイは、モンテスパン夫人・・・演じるアンナ・ブルースターの、あっぱれな脱ぎっぷりを讃えたいです!
よくある、逆効果モザイクもまるでなし!ネトフリの良心を感じますよね。

どうでもいいけど、モンテスパン夫人のYゾーンが、キレイな▼三角形にお手入れされすぎてて笑うw。

 

あと、この時代、トイレというものは特になかったようですので、おまるで用を足したり、間に合わなければ部屋の隅で用を足したりする、という男前なシーンがままあります。
ほかの映画ではなかなか見られない描写なんだけど、正直この時代への理解を深めるのに欠かせないところですよね。

ぶっちゃけこれまで、ベルサイユ宮殿こんな豪華なとこなのに、実は排泄物の悪臭にまみれてた、と聞かされても、いまいちピンとこなかったけど、このドラマによってリアルに想像できるようになってしまった。
そりゃ香水の需要が高まるわけだ・・・。

でも悪臭と香害がまじゃこじゃになったら、より地獄感が増す気もする・・・。
ブルボン朝のみなさんは、どやって耐えていたんだろう?

 

ファッション

可愛いファッション

 

やっぱ、宮廷もののお楽しみは、ファッションや建築、インテリアや調度品でございますよね。
ベルサイユ宮殿は、貴族の共同生活場・・・シェアハウスみたいなモンなので、主要キャスト以外のモブ様方が、常にゾロゾロいるんですけど、どんな壁際のすみっこの人も、きっちり華麗ですてきでした。

 

ちなみに、恥ずかしながらシーズン1でもはしゃいでおります・・・。

 

seicolin.hatenablog.com

  

キャスト

 

  • ジョージ・ブラグデン(ルイ14世)
  • アレクサンダー・ブラホス(フィリップ)
  • タイ・ランヤン(ファビアン・マーシャル)
  • スチュアート・ボウマン(ボンタン)
  • エバン・ウィリアムズ(シュヴァリエ・ド・ロレーヌ)
  • アンナ・ブルースター(モンテスパン夫人)
  • リジー・ブロシュレ(クロディーヌ・マッソン)
  • アナトール・トーブマン(モンコート)
  • ジョー・シェリダン(ルーボア)
  • マディソン・ジェザニ(ソフィー)
  • エリサ・ラソウスキ(マリー・テレーズ・ドートリッシュ(王妃))
  • スティーヴ・キュミン(コルベール)
  • アレクシス・ミハリーク(ローハン)
  • ハリー・ハッデン=パトン(ガストン)
  • マーク・レンドール(トマ・ボーモント)
  • スザンヌ・クレマン(アガット夫人)
  • ジョージ・ウェブスター(オラニエ公ウィレム)
  • ピップ・トーレンズ(カッセル公爵)

 

 
字幕なしはつらいかな・・・Metflixの配信では字幕あったヨ。

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