WILD ZERO
目次
あらすじと感想
なにはともあれロケンロォォォォォォォーーーーーーーーーーーーール!!! ・・・・なゾンビ映画!!?
んーゾンビ映画・・・・ゾンビ映画・・・・ってジャンル分けでいいのかな?ま、いいか、いいよね。監督、ジェットトークで、ゾンビのラブシーンが撮りたかった!!とか言ってたし。
そう、そうなんですよ。
この映画にはあるのだ。ゾンビのチューが!
絶世の美女と絶世のオットコマエが10年ぶりの再会の時にするような、ウットリロマンチックで甘くせつないチューを、ぶっさいくなカップルゾンビがやってのけちゃう!!ギャーー!!照れるっ!!はずかしいぃぃぃっ!!
・・・・と、赤面がクライマックスに火を吹いてるのに、ゾンビのチューはまだ序の口だって言うんですよ!
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なんせ、謎の金玉とか、UFOとか、ロケットランチャーとか、仕込みギターとか、名前入りのバイクとか、火を噴く車とか、装甲車とか、愛に国境も男も女も関係ねー!とか、怪獣(キャプテンとも言う)とか、たぶん監督の頭にピカっと光臨したナニかが、なんでもかんでも入ってる。
それはもう手当たり次第、入るだけぎゅうぎゅう詰め込まれているので、分量もアバウト、バランス感覚ゼロ、だけどホラ、ロケンロールだからいいってことよ。みたいに、ただもうアツイ炎の剛速球の力任せにふっとばされます。
その背後を感涙モノの、アツ~イ爆音(曲とも言う)が、縦横無尽に駆け抜ける!!
ともかく、ぜんぶのウルフがカッコイイ!!
さっすがウルフ、演技なんてクサイことはしない!!
主役エースがピンチに陥り、ピーと犬笛吹けば、何はさておき旭町(ロケ地はタイ)まで駆けつける!!
目にもとまらぬギターピック手裏剣で、群がるゾンビをなぎ倒す!!
仕込みギターでUFO程度は一刀両断、ズガジャカジャーンとキメポーズ!!
ううっ、セイジウルフ決まってる!!決まってることに、なぜかこっちは爆笑する!しかもご本人にも自覚が(笑)!!
世の中「カッコいい」と「カッコ悪い」のは、めっちゃ薄めの紙一重!!
けど、さすが我らがギターウルフ、もう凄いスレスレでカッコイイ。
スレスレなのにムチャクチャかっこイイ。
そこが、ギターウルフのスゴイとこだと思います。
おかげでこっちは、ギターウルフ・ハイに陥って、ロケンロールの思うツボに、自らすすんでスッポリはまる。
かなり執拗に蝕まれた、アタイの可憐なオツムの中身はもうあの頃には戻れません。脳髄の片隅にソっと雑音も添えられて、かなりリアルなウルフ仕様。
この映画を1999年のベスト映画にカウントしたりもしてしまう。
あと、後遺症としてレパートリーに、「夜空に向かって遠吠え」というのが追加されたりもするかもね。
でもここまで読んでくれたような人には、オススメしても怒られないような予感がします・・・。
もしもまだなら、絶対面白いから一緒に見ましょう!!
凄いB級には違いないけど、ゾンビはやっぱこれでなきゃ!みたいなスタンダードなゾンビがぜったい泣かせてくれるんですよね!!
あっただし、アレルゲンの中に「モッコリショートパンツ」がある人だけは、医師に相談してからかもね!!
そしてウフフ・・・スターウォーズコラボのCMのウルフを見て、この映画を真っ先に思い出すのは、私だけではござるまい。
- アーティスト: サントラ,GREG OBLIVIAN,MAD3,TEENGENERATE,THE KIDS,GUITAR WOLF,THE VIKINGS,DEVIL DOGS,S.D.S.,THE PHANTOM SURFERS,CHARLIE & THE HOT WHEELS
- 出版社/メーカー: キューンレコード
- 発売日: 1999/09/08
- メディア: CD
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「ワイルド・ゼロ」データ
ワイルド・ゼロ (WILD ZERO) 1999年 日本
監督
- 竹内鉄郎
出演
- ギターウルフ(Guitar wolf,Bass wolf,Drum wolf)
- 遠藤雅(エース)
- 稲宮誠(キャプテン)
- 並樹史郎
- シティチャイ・クワンチャイル(トビオ)
- 森下能幸
- 種子
- 仲条春香