ミーハーdeCINEMA

ミーハーが映画やドラマを見てはあれこれとつぶやいてます。

『映画』悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013)

Texas Chainsaw 3D/ジョン・ラッセンホップ

 

ビル・モーズリー

目次

オープニングの映像が超なつかしい

 

ナヌ、悪魔のいけにえの、由緒正しき続編ですと?
確かにオープニング、ソーヤー一家が行った悪行の数々のフラッシュバックでエキサイト!

ヒッチハイカーやらサリーちゃんの姿も見られて、懐かしいったらなかったですよ!

随所に、新しいほうの「テキサス・チェーンソー」での、扉バコン!の映像の仕込みもあります!
さては、オリジナルレザーフェイスの古臭ささをはぐらかす、テクニックみたいなモンなのか?


ただアタイ、ことレザーフェイスの動きに関しては、テキサスチェーンソーよりも断然悪魔のいけにえ派なので、テキチェンのレザーフェイスの扉の閉め方に関しては「そうじゃない!」とつい眉間にシワがおし寄せる。

アタイ的には、例の扉は単に力任せに乱暴に閉めてるんじゃなくて、獲物に対して共感も感情もない無神経さゆえの「バコン!ズルズル・・・」なんですよね・・・。
まぁアタイの好み的には、ってことに過ぎないんだけど・・・。

 

 

スポンサーリンク  


ともあれ、ソーヤー一家の悪事がバレて、ほぼ全滅させられるまでのシーン。

ビル・モーズリーガンナー・ハンセンみたいな、懐かしくも豪華な顔ぶれのおかげで、思わず目頭が熱くなる。

と思ったら、怒りに狂った有志たちが、正義の名のもと押しかけて、ソーヤー家が出火!
一家(ほぼ)全滅シーンでは、家族愛に満ちたソーヤー一家が被害者で、まるで悲劇の主人公!
ぶっちゃけ、所詮どいつもこいつも殺人鬼かよ!という客観的判断が麻痺するので、ついソーヤー一家を応援するよね。
アホなアタイは、デビルズ・リジェクトでもこの手のワナにハマったのだが・・・。


ともかく自宅で、飛びださないDVDを見たアタイでも、そこまでの流れはとっても満足できました。
けど、ビル・モーズリーのドレイトン死んじゃって「全ての見所が終わってしまった・・・。」と魂がみるみるヌケガラに・・・。

 まぁ、でも映画的にはここからが本番。
本番からは、いろんなオマージュネタで小さくムフっとしながら、近代ティーンズ・ホラーと化したお話に付き合わされた感じです。

やっぱ、後半の見所は、1にも2にも、アレクサンドラ・ダダリオの可愛さに尽きる!!

なんだろう、あの透き通った目!!
エッチな衣装とビッチな化粧、しかも殺人一家の生き残りというキャラでありながら、アレクサンドラ・ダダリオが演じると、もう、天使!!かわいい!美しい!!
それだけで、後半の展開がお花畑になりました。

あと、良かったのは、レザーフェイスが顔を直接縫い付けるシーンかなぁ!
この映画の出血シーンであれがいちばん、痛かった!


ちなみに「レザーフェイス一家の逆襲」って題名は大風呂敷の広げすぎよね。

ぶっちゃけ、暴力団の報復合戦みたいなモンなんだから、せいぜい「レザーフェイスとそのイトコが、力を合わせて敵討ち!」ってぐらいのモンだと思う。

あと、あの保安官だけはいくらなんでもどうかしてるぞ。
まさか、ホイト保安官へのオマージュなんかじゃないでしょうねぇ?
そういえば、仇の名はハートマン・・・。

でも、もしなんか含みがあったとしても、とりあえずいろいろ含んであれば、何でも喜べるわけじゃないぞと最後に言っておきたいです。

 

(2016年3月)

 

「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」データ

Texas Chainsaw 3D (2013)アメリカ

監督

  • ジョン・ラッセンホップ

出演

  • アレクサンドラ・ダダリオ(ヘザー・ミラー)
  • ダン・イェーガー (レザーフェイス)
  • トレイ・ソングス(ライアン)
  • スコット・イーストウッド (カール)
  • タニア・レイモンド(ニッキー)
  • ショーン・サイポス(ダリル)
  • ケラム・マレッキ=サンチェス(ケニー)
  • トム・バリー(フーパー保安官)
  • ポール・レイ(バート・ハートマン)
  • リチャード・リール(ファーンズワース)
  • ジェームズ・マクドナルド(マーヴィン)
  • ビル・モーズリー (ドレイトン・ソーヤー)
  • マリリン・バーンズ(ヴァーナ・カーソン)
  • ジョン・デュガン (グランパ・ソーヤー)
  • ガンナー・ハンセン(ボス・ソーヤー)

▼関連してるやつ