ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

トリプルX

XXX / ロブ・コーエン

トリプルX [Blu-ray]

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トリプルX

ミーハー理想のニューヒーロー

サインの感想は書けずとも、トリプルXの感想は書いてしまう(笑)。
うんとね。
テロが世間を騒がせたり、「サイン」がヒットしちゃったり、全米の彼らにも何か思うところはあったのかなぁ~~なんて遠い目をしていたとこだったんだけど、彼らはなーんも変わっちゃいませんでした。

 

トリプルXの大ヒット。やっぱり好きなんだね、好きなんだね、こういう映画が相変わらず。
まあ、実を言えば私もなのヨね・・・・・・。

ええ、ええ、わたし好きなんです。スキンヘッドが。モヒカンが。パンクが。マッチョが。
それでなくとも、予告編から壮大なオバカのかほりが香ばしく漂ってきたその時に、「これだけはきっと、見なければならぬ」とコブシを握って誓っていました。

実際、若さハジける新鮮なスピード感あるアクションを、キャッキャと機嫌良く楽しんでいれば、何か、頭をかきむしらずにはいられない浮世のゴミ(ストレスとも言う?)が、キレイサッパリ解消するような、娯楽作品だったと思います。

たとえ星条旗と愛国心が、モレなく出てこようとも。

 

■続き 

 

なんつっても、ヴィン・ディーゼル扮するザンダーの、キャラクター設定がアメリカン。
ザンダーというマッチョは、どんな危険からも生還できるスーパー体育会男。しかし、NSAにだけは弱いらしく、麻酔銃で、二度も捕獲されちゃうような熊でした。

そういや、はるかアタイの幼少を思えば、「べーたん」という名のクマのぬいぐるみでスパイごっこをしたものだった(ホント)。
おかげでいまでも、クマから、札付きのワルは想像できない仕様です。
もうザンダーなる熊が、かわいくてかわいくてたまりません。

そうは言っても熊だから、ガタイの盛りはすんばらしく(なんせ胸なんかアタイよりババーン)、それでいて、マッチョにあるまじき機敏さ。
そして私は雪崩のシーンで確信しました、この熊はIQと運動能力を高めに設定されているアホだと。

ほめてますよ!
まさしく、ミーハー理想のニューヒーロー。スパイダーマンよりカッコよく、べーたんよりは役に立つ!!

 

スパイ物なら、スパイグッズには凝って欲しい!

だがしかし、ひとつ言わせてもらえば、車に施したスパイグッズがモノ足りませぬぞ。

だって、せっかく007でもなければミッションインポッシブルでもないんだから、もうひとつB級のヤケッパチを見せろっちゅーか、開き直って欲しかったちゅーか、ありえねー!!とナポレオン・ソロが焦るぐらいの、ヲタなシカケで遊ばんでどうする!!・・・・・っとやや歯がゆし!!

具体的?に言わせてもらうと、そうだなぁ・・・・私だったら、クライマックスのシーンでは、マジックハンドを使うかなぁ。
持ち手にはピンクダイアモンドを国宝級にあしらって、見えないオサレに気を配るとか!!
あるいはドクター中松製のジャンピングシューズをオフィシャル靴にするのなんかどう?中敷にツボマッサージャーを使ってるから、何時間連続ジャンプしても疲れ知らずのスグレモノ!!
あるいは、船首にはユリ・ゲラーをモレなく装備。力づくに念力づくを付け加え、ゴリゴリ船首を曲げちゃおう!!少なくとも、イーサン・ハントがひとりいるより、リアルに役に立っちゃいそう!
まぁ、アタイの知り合いには、船首ぐらいならふつーに片手でクイっと曲げちゃいそうな人もいるけど・・・・。
・・・・・・・・・・・。
ハイ、違うよね・・・・・ポリポリ。そういう話じゃありませんでした・・・・・。

ともかく、アタイがこんな恥ずかしいシロートアイディアを考えずにすむぐらい、「とんでもねー!」と歓喜するぐらいの、ヒドイ仕掛けをガンガン見せてもらいたかったよね!ってことなんです。

 

それにしても、最近のアクション映画、プラハを舞台にするのが流行っているようですね。
いったい何故プラハなのか?何故メキシコではいかんのか?何故スーダンでは以下同文?インド、台湾、以下同文。
うーん確かに、脚本は同じでも舞台が変わると、別の映画になってしまいそうな気はします。
バイク・アクションがダチョウ・アクションになっただけでも大違いだしね。熊がダチョウに乗るなんて、いくらなんでも別ジャンル。
その上似ているからといって、主演がドクター・イーブルだったりしたら、一体どうなっていたことか・・・・。

ああ・・・・、考えれば考えるほど、結局この映画がありがたい。
やっぱり舞台はプラハで良かった。
乗り物はバイクで良かった。
主演はヴィン・ディーゼルで心底良かった。アーシア出てて、怖かった。

めでたし、めでたし。いやホント。

(2002年11月)

 

「トリプルX」データ

XXX 2002年 アメリカ/チェコ

監督//
  • ロブ・コーエン
出演//
  • ヴィン・ディーゼル
  • アーシア・アルジェント
  • マートン・コーカス
  • サミュエル・L・ジャクソン
  • ダニー・トレホ
  • トム・エヴェレット
  • トーマス・イアン・グリフィス
  • マイケル・ルーフ
  • リッキー・ミューラー
  • レイラ・アルシーリ
  • ウェルナー・ダーエン
  • ペトル・ヤクル
  • ジャン・フィリペンスキー
  • イヴ