DARKMAN/サム・ライミ
目次
感想
この映画って、昔よくTVとかでやってた気がする。
Bなんだけどメジャー!みたいな位置にある感じですよね。
うん、このころのサム・ライミさんはエネルギッシュで愛すべき存在でした。
つか、今は愛せないってわけじゃないけど「新作が出たら、出来はともあれ、ダッシュで駆けつけて見ようと思」わなくなってきたかもしれず・・・。
なぜかなぁ・・・アタイも大人になったのかなぁ?
ともあれ「ダークマン」は珠玉の名作、とは口が裂けても言いようがないが、テレビとかで流れてたら、とりあえずどんな作業中でも手を休めて見ちゃうような、お気に入り映画なのです。
この悲しさせつなさ無情さ理不尽さおかしさたるや、ファントム好きなら食いつかずにはいられませんって。
スポンサーリンク
この映画のヒーローは廃墟に住み、醜い顔を包帯で隠し、マントひるがえしカートを押す男ペイトン。
ピンクの象さんに対する執着とか、おしてはかえす果てしない悲哀は人ごとなんでつい笑っちゃうけど、これをサム・ライミさん以外が作っていたら、絶対一生見ないまま終わってたよね。
なんたって、怒りのアドレナリンで超人化するヒーローってアンタ!!!サムライミ大バカ!!そして天才!
助手の柳本青年とか、マンホールで車に轢かれる部下とかの、どうでもいいような存在までも抜かりなくアホらしく、果てしなく困ったモンだし、アクションは勢いがあって活き活きと楽しかったりするし!!
そして、リーアム・ニーソンやフランシス・マクドーマンドがシリアス顔でバカやってるってだけでも、しばらく思い出し笑いできますよねえ。
しかもブルース・キャンベルのカメオ出までついてるという!!!
ライミ監督の若気の至り感がたまりません。
きっとこの映画の実績によって、リーアム・ニーソンやフランシス・マクドーマンドは出世したのに違いないよね!と、アタイは心から信じています。
2005年3月
「ダークマン」データ
DARKMAN 1990年 アメリカ
監督
•サム・ライミ
出演
•リーアム・ニーソン
•フランシス・マクドーマンド
•コリン・フライエルス
•ラリー・ドレイク
▼続編あります・・・