ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

スリーピー・ホロウ

SLEEPY HOLLOW(1999)ティム・バートン

スリーピー・ホロウ

ジョニー・デップVSクリストファー・ウォーケン

 

ワシントン・アービングの「スリーピーホロウの伝説」。

そんな古典的な作品を、オタクの星と輝くイタズラ小僧、ティム・バートンが料理をしたら、ケトン添加、エーテル抜きにてなおかつ大衆に融合しちゃってるという、アロマな映画!!になっちゃった!?!

 

それ別名、アク抜きの毒気?をベースに、随所に仕込まれる、確信犯的フロクマリン←←見た後しばらくは直射日光厳禁!!(ごめん、今アロマにハマってて!)……な出来映えの、おしゃれにダークな、ファンタジックゴシックホラー!!?!
と、形容詞をやたらつけすぎずにいられないものの、ひらたくいえば「ティム・バートンのホラー」ですよね。

いや、ホラーといっても怖くない。けど、立派にホラーだし、素材も濃けりゃ、味付けも濃い。いちいち全部がむっちゃ濃い!!
なのにペロリと食わされる!という、ティム・バートンならではの中毒性が、はみだすほどに発揮されてる模様です!! 

 

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なんつってもティム・バートンという人、細かいとこまで凝ってる上に、美形キャラ使いが上手いんで、ミーハーにとっちゃもう、画面はたまらん宝の山。
美しいキャストを微妙な角度に屈折させる性格づけが、 健康的にいかがわしい。
あああ、ほんとにもう!!もうもうもぅぅっっ!!と、マニアでなくとも悶絶するがな。

 

中でもやっぱし、怪演がシャキーンと光るミランダ・リチャードソン!!
ヤケにママハハ役の似合うこのヒトの存在は、大変身クリスティーナ・リッチ以上の特大ヒットだと思います。

お話の方も、もちろん良いのよ・・。
拷問への嫌悪と不信感を持って、「現実主義者」の皮をかぶり自分の心を守ろうとする、イカボッドという人物のなりたちが、母親のソーマトロープ(トリックおもちゃ)回想シーンや魔女達とのからみによって、理解できるというシカケもわかりやすい。

 

そして、亡霊の存在を信じようとはしなかったイカボッドが、自ら体験することにより、首刈り殺人は亡霊の仕業、と認めた上で、生身の真犯人を追い詰める、という展開が、サスペンスでもありホラーでもあり。
この二段構えさが私は好きで、おかげで深みのあるゴージャスなエンターティメントが見れてハッピーです。
上手く練り込まれたエンタメには、ジャンル分けなど不要なんだね!

 

まあアタイはいちいち好きなので、おススメ所をあげるとキリないんですけど、死人の木の場面は相当好きです。
ウネウネしてる根っことか、ごろごろごろんっとぎっしり収納されているナマ首!とか、ドバっとあふれる血の海!!とか、シュポーンと飛び出す騎士とかとか。

生前の騎士の歯が、すでに三角に研がれていたのも、むっちゃポイント高いよね!!

歯を食いしばったら血の海だから、巨人の星にはなれないな~~とか、いろいろ騎士の舞台裏を心配すると、ああ今夜も眠れない。

(2005,10月)

 

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「スリーピー・ホロウ」データ

SLEEPY HOLLOW 1999年 アメリカ

youtu.be

当時のバートン夫人はリサ・マリーだったのだ~。

監督

  • ティム・バートン

出演

  • ジョニー・デップ(イカボッド・クレーン)
  • クリストファー・ウォーケン(首あり騎士)
  • レイ・パーク(首ナシ騎士)
  • クリスティーナ・リッチ(カトリーナ・ヴァン・タッセル)
  • ミランダ・リチャードソン(ヴァン・タッセル夫人)
  • マイケル・ガンボン(バルタス・ヴァン・タッセル)
  • キャスパー・ヴァン・ディーン(ブロム・ヴァン・ブラント)
  • イアン・マクディアミッド(トーマス・ランカスター医師)
  • マイケル・ガフ(ジェームズ・ハーデンブルック書記)
  • クリストファー・リー(ニューヨーク市長)
  • ジェフリー・ジョーンズ(スティーンウィック牧師)
  • マーク・ピッカーリング(マスバスの息子)
  • リサ・マリー(イカボッド・ママ)