ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

HBOドラマ「ザ・ニック」シーズン2

The Knick/ザ・ニックseason2(2015年)

 

HBOドラマ「ザ・ニック」シーズン2

 

シーズン2、極悪すぎる展開に!


やばいやばい、シーズン1はまだ「医療ドラマ」な感じだったけど、シーズン2ではさらにふろしきが広がって、いろんな意味でドス黒いものが充満してます。
裏社会ネタも目を離せないけど、コレ一体どうやって収拾をつけるつもりなんだ!!
まさか散らかすだけ散らかしたまま終る気じゃないだろうな!!
と不安が よぎります。

 

とりあえず、アタイお気に入りのすてきキャラ、スペイトさんが早々に水死体になっちゃったのがヒドイ、アタイその先何を心の糧にすればいいの!!
つーかやたら辛いこと多すぎて、バーロウ院長のブレないゲスさに、逆にフっと笑えたりするの、やだもう~~何コレ~~~。

ただ、シーズン2で進行した意外なロマンスは、割と一服の清涼剤でした。

 

 

登場人物メモ

 

おさらい的に、シーズン1ベースの人物メモを書き出してみました。

個人的なメモなので、主要人物すべて網羅はしていません。
全く触れないキャラもいますが、私がそこまで興味がないだけで、ドラマ的には重要人物だったりしますので、くれぐれもこのメモをアテにしないように気をつけて!(そんな人はいないか・・)

 

ジョン・サッカリー医師

コカイン中毒の天才外科医師。時々アヘン。のち、ヘロインも。
環境順応スキル高いわりに、いろんな意味で長生きしそうじゃないんだけど、悪運で100歳まで生きるかもしれないし先が読めない!

ザ・ニックのオーナーであるロバートソン氏とはニカラグアで知り合い、貸しを作っているんだけど、そのネタ必要?

ちなみに、白い靴がチャームポイント。

 

アルジャーノン・エドワース医師

ザ・ニック初の黒人医師。優秀だがなかなか才能を発揮させてもらえない。
ヤケになった挙句殴られて目を悪くする。(網膜剥離?)
ガリンジャー医師にめっちゃ嫌われてる。
マジ、めーーーっちゃ嫌われてる。

 

コーネリア・ロバートソン

オーナーの娘。
やり手だし、美人だし情もあるし衣装もすてき。
堕胎はともかく不倫については、まるで良心の呵責がなさそうですよね、ん~。
ともあれ、アルジャーノンに未練を残しつつ結婚。結婚自体に葛藤は見当たらず。ただし義理のパパはやばい。

ヘンリー・ロバートソン

ラスボス。

クリアリー

熊。

シスター・ハリエット

不幸な子供を増やせない、という信念が高じた裏の顔が人間らしい。

 

ハーマン・バーロウ院長

ブレのないゲス。ただ、ある意味おめでたいので憎めません。

 

ルーシー・エルキンス

いろいろ現実に翻弄されるキャラだけど、どのエピソードも尻すぼみで、結局つかみどころのなさが魅力を半減させてるようなそうでもないような・・。

 

 

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シーズン2自分メモ

「ザ・ニック」シーズン2

 

自分用メモなので、例によって、だんだんテキトーになります。
たぶんものすごく解りやすい形で・・・。

1)10の結び目

 

入院してんだけど、怪しい美容整形みたいなバイトをしつつ、ちゃっかりヤクをゲットしているサッカリー。
状況にすっかり馴染んでるの笑う。

そんなサッカリーに何が何でも復帰してもらわねば困る、ガリンジャーの強硬手段(誘拐!)にも笑う。
しかも重症のヤク中だったサッカリーを、見事社会復帰させることに成功するんです。
やっぱ、人間追い詰められたら強いなwww

 

しかし、まあ第2シーズン1話のいちばんのオドロキは、シスター捕まってんのかい!!ってことでしょうか。

私的にこれは大問題ですよ。
ぶっちゃけハリエットのシスター姿が見れないザ・ニックなど、病院っぽい中学校じゃないか!
ゆいいつ大人のシスターがたばこプカプカしてんの相当好きだったのに・・・・。

 

ちなみに、タイトルの「10の結び目」というのは、ガリンジャー流ザッカリー更生プログラムのことです。 

 

2)バラなんかじゃない

 

サッカリー医師がめでたくザ・ニックに復活します!

しかし、外科医としての復帰ではなく、麻薬依存の研究をしたいとかいう寝言をほざきますので病院側は困惑します。
まぁ、私はドラマに限らず、サッカリーさんのような天才にはのびのびとやりたいことをやってもらうに限ると思いますよねえ。
でも病院にしてみたら、花形外科医に患者を診ずにひきこもるって言われても、そりゃ「ええ~~~っっ。」ってなっちゃうか~。

 

それはともかく、ルーシーの失恋はどうしましょうかねぇ。
ルーシーあんなに体を張って尽くしてたのになぁ。
再会を喜んでチューしようとしたら顔をそむけられ、ヤク中だった時の言動を後悔してるとか、真顔で言われる!
君のため、とか言われるより、いっそ遊ばれてたほうがまだましなのでは・・。 

そんなやさぐれた状態のルーシーのもとに、お騒がせパパ登場。 

 

↓はメイズ医師。私の癒しです。

HBOドラマ「ザ・ニック」シーズン2メイズ医師

3)最高+最高=ベスト

ガリンジャーの同窓会で、優生学を唱える輩がゾロゾロ出てきましたよ・・・嫌ですねぇぇ・・・。
ロックフェラーや カーネギーも資金提供者として名前が出ます。
ここからヒトラーの蛮行に繋がっていくのかと考えると、恐ろしい時代の幕開けですよね。

そして、黒人のエドワーズに対してコンプレックスを抱いているガリンジャーが、優生学にのめりこんでいくのは間違いなさそう・・・わ~~嫌だ~~~。

それはともかく、エドワーズと共同研究しているサッカリーは、ついに梅毒の治療法を見出します。やったね。
やっと、モトカノのアビーの根本治療ができるとあって、サッカリーさんテンション高め。

あとエドワーズのもとに、突然妻が現れます。え?妻?
なんじゃそれ!!エドワーズ、お前結婚しとったんかいっっ! 

 

4)素晴らしいサプライズ

えええええ~~~~~オーマイゴッド!!
アタイの癒しのメイズ医師が!!!
ドラマ進行上、ほぼ何の役割もないまま燃えちゃったんですけど!!
メイズ医師が登場した意図って一体?

それはそうと、ハリエットがクリアリーの尽力によって助かります。
釈放されたハリエットに、住むところが必要だろうと気遣って、なんと同居人になろうと持ちかけます。
男とは住めない、と引くハリエット。
部屋は別々だし、カーテンもつけたしビビんなくていいよ!みたいにすっかりその気のクリアリー。
もし下心がないんなら、見かけによらず良い熊だなぁってホノボノするんですけど、まぁハリエットに断られます。ww 

 

5)ムチ打ち

今回の患者さんは格別ヒドイ目に遭ってまして、いやマジ気の毒すぎますが・・・。

ここまで見てきて血まみれの内臓に慣れ始めてても、むき出しの脳にはたじろぎますよね。
それゆえ、この回は見る人を選ぶかも・・・。

あと、ルーシーがヘンリーを手玉にとっておる!!
シーズン1のはじめはあんなに初々しかったのに、野を越え山越えしたせいで、だんだん悪女の風格が・・・・・。 

 

6)規則は、ある

 美しい結合双生児が出てきます。

みんな私生活でいろいろあります。

サッカリー医師のモトカノがイマカノに。

 

7)ウィリアムズとウォーカー

分離手術。  

8)全然良くない

ガリンジャー家の悲劇。
この時代、精神を患うとどういう末路が待っていたのか、本当に怖いエピソード。
そんなこんなの流れを含んだ上で、ガリンジャーが優生学の研究を進めているのも怖いなあ。

あと、同居をはじめたシスターと熊が、コンドームの開発をはじめます。親友関係が築けるといいけど、結局ロマンスになるのかな?
ともかく、性病や望まない妊娠を予防する、という意識の広がりが描かれています。

そうそう、黒ルーシー とルーシーパパのエピソードもヤバイよね。

 

9)ムーン・フラワーを覚えてる?

ガリンジャーは、優生学に基づいて、「身体障害者、知的障害者、犯罪者などから世界を守るため」不妊手術を施して、戦っていると言うんです。
信念ですよね、それが「大儀である。」と裁判で認められるんです。
もう、この時代の描写としてのすったもんだのリアルさに、アタイはマジ恐怖を味わいました。
ホラー映画よりぜんぜん怖いわ!!

治療だと信じて、盲目的な処置をする、それは予防医学と称して患者やわが子の歯を抜いたコットン医師もそうだし、ガリンジャー医師もそうだし、時代の悲劇なんですね。

 

それから、分離手術に成功した双子が退院、サッカリー医師はイマカノの件から立ち直れず見送ることができませんでした。

ぶっちゃけ、ここもやるせないポインツですよね、外科医師と患者の関係は、わりとそういうものかなというのあるからね。

ただ、目に涙をいっぱいためてるクライヴオーウェンには萌える!

 

そして、題名のムーンフラワー、これはマジ重すぎるので、とてもここには書けません。  

10)これが我々だ

最終回なだけあって、まーあいろいろあるんだけど、サッカリーが自分の腹を手術するのと、クリアリーの告白が衝撃でしたよね。

特にクリアリーの告白は、これまで好感度を上げてきただけに、「なにぃ?お前、お前だったのかよ!!」・・・・となったけど、まぁ幸せになってください。
やっぱ、熊は可愛いんですよ。それは間違いないのです。

その他は、人間誰しも罪があるのわかるけど、シャレにならんものばかりできつかったです。
罪の重さに応じて天罰が下るとも限らないし、下らぬとも限らない。
ソコハカとなくモヤっとします。

ただ、散らかって収拾がつかなくなってる割に、それぞれの旅立ちに、なんとなく丸め込まれてしまうようなラストでした。

まぁ、ガリンジャーが優生学の伝道師として、最初に訪れる国は・・・・というくだりはギャァァァさすがにぞっとせずにはいられない!!

 

ひとこと

 

ドラマの出来がどうこうとかは、浅知恵の私にはなんともわかんないんですが、ドラマを見て、無駄な時間だったとは思いませんでした。

ぶっちゃけ、「なにを~~~っ?」って拳をワナワナさせながらも、まぁ、最終的には見て良かったよ・・・と微笑をたたえて真っ白になるようなドラマでした。

わかりやすく言うと、明日のジョーのラストシーンに、自分がいるみたいな心境ですね。

惜しくも2シーズンで打ち切りになって、なんか中途半端に放り出された印象強いけど、もしこのあと3,4シーズンとか続いてたら、もっと面白くなってたんじゃないかなぁ。

そう考えると、打ち切られたの勿体無いねぇぇぇぇ。

 

seicolin.hatenablog.com

 

「ザ・ニック」データ 

  • The Knick season2(2015年)アメリカ
  • HBOドラマ

監督

  • スティーブン・ソダーバーグ

出演

  • クライブ・オーウェン(ジョン・サッカリー) 
  • アンドレ・ホランド(アルジャーノン・エドワーズ) 
  • ジュリエット・ライナンス(コーネリア・ロバートソン) 
  • エリック・ジョンソン(エバレット・ガリンジャー) 
  • マイケル・アンガラノ((バーティー)バートラム・チッカリングJr) 
  • イブ・ヒューソン(ルーシー・エルキンス) 
  • カラ・シーモア(シスター・ハリエット) 
  • ジェレミー・ボブ(ハーマン・バーロウ) 
  • クリス・サリバン(トム・クリアリー)
  • グレインジャー・ハインズ(父ロバートソン)
  • ルーカス・パパエリアス(エルドン・パウンシー)
  • チャールズ・エイトキン(ヘンリー・ロバートソン)