Paddington 2/ポール・キング
目次
あらすじ
今回のパディントンは、無実の罪で刑務所に!!
刑務所のならず者たちを瞬く間に、ピンクに染めてしまうのです!
(ホントだよ、盛ってないよ!)
感想
思うんだけど、この世界って二種類あるんじゃない?
パディントンのいる世界と、パディントンのいない世界。
もし、今から生まれたいとしたらどっち?
当然パディントンのいる世界!
・・・でもその世界、スラッシャー映画とかないかもね・・・。
うーん困った!
・・・とまぁ、そのような空想にふけってしまう効果も絶大なこの映画!
いや、映画であり動く絵本であり弾力のある肉球なのです!
個人的に、肉球はひたすら愛でるもの。
プニプニしたりグリグリしたり、においをかいだりするだけで、うっとりと天にも昇る夢心地、いわば至福、至福なのでございます。
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個人的みどころ
やぱし、ミーハー的メインイベントはめくるめくヒュー・グラント、落ち目俳優ブキャナンさんオンステージに尽きますよね!!
ヒュー・グラントといえば、乙女たる私にとっては今なお「モーリス」であり「日の名残り」であり「いつか晴れた日に」であるのです。
そのヒューが、おヒューが、おヒュー様が、なんと、犬、シスター、騎士、ホームレスなどのコスプレ七変化で、私たちにサービスしてくれようって言うんですよ。
そんなお祭り、クラウド・アトラス以来でしょ?
私たち、立ち上がるでしょ?久寿玉があったら割るでしょ?ドラがあったら鳴らすでしょ?
まぁ、そういうことですよね・・・。ズズー(お茶)。
注意点
ただ、この至福には、少々注意ポインツがございます。
んと、鑑賞前の準備体操的に、いまからマーマレードの洗脳を受けるぞ!という覚悟を、前作以上にしておく必要がありました。
通常マーマレードと言えば甘酸っぱさが脳裏にくり広がる、クマをとりこにするスイーツですけど、パディントンの作るマーマレードは、決して甘く見ちゃいけないものです。
特に、マーマレードにまつわる身の毛もよだつあのシーン!
判事さんの頭部を襲うあのシーンです!
あれを目撃してしまった今となっては、マーマレードをなめててすみませんでした!!という懺悔の気持ちで、私の頭はいっぱいです。
少しは覚悟していたから良かったものの、もし不意打ちだったら脳がジャム化して顔はウメボシ化したに違いありません。
あと製造過程で若干血糖値上がる。
それと、もうひとりのヒュー、ヒュー・ボネヴィル のコレもどき。
マーマレードとは無縁のシーンでありながら、脳味噌だけならまだしも、腹筋までもがジャム化するかと思いました。
ということで。
今絶賛公開中なので、私のようなネタバレダダ漏れミーハーはお口にチャックするべきですが、いろんな意味で大好きな映画なのでちょい書いちゃった次第です。
なんつってもお話といい画といい演出といい、ありとあらゆるこだわりが詰まってそうでありながら、押し付けがましさのないかわいらしさがあって、この映画に全世界がナデナデされること請け合いです。
これぞアレよ、ほらアレよ、結構しょっぱい現代における、マーマレードの効いたオアシスなのではないでしょうか~。
ただ、ミーハー的には、パディントンの声のベン・ウィショーもチェックポイントだったのですが、残念なことに当地方では殆どの上映が吹き替えのみ!
続編が出たら必ず見るので、その節は絶対字幕版、字幕版をお願いします!
つーか3でも、サイモン・ファーナビー演じる博物館のセキュリティ・ガード、バリーさんの好みの女性は現れるのか!!?
もういまから手に汗握って前のめりに案じてしまう。いやマジで。
「パディントン2」データ
- Paddington 2(2017年)イギリス・フランス
監督
- ポール・キング
キャスト
- ベン・ウィショー(声)(パディントン)
- ヒュー・ボネヴィル(ヘンリー・ブラウン)
- サリー・ホーキンス(メアリー・ブラウン)
- マデリン・ハリス(ジュディ・ブラウン)
- サミュエル・ジョスリン(ジョナサン・ブラウン)
- ジュリー・ウォルターズ(バード夫人)
- ジム・ブロードベント(サミュエル・グルーバー)
- ヒュー・グラント(フェニックス・ブキャナン)
- ブレンダン・グリーソン(ナックルズ)
- ピーター・カパルディ(カリー)
- ノア・テイラー(フィブス:)
- イメルダ・スタウントン(声)(ルーシーおばさん)