The Shape of Water/ギレルモ・デル・トロ
目次
アカデミー監督賞と作品賞おめでとうございます!
我らがでるちゃんがアカデミー監督賞と作品賞に輝きました。
なんと言う快挙でしょうか。
これまでのアカデミー賞の傾向を振り返ると、今回のでるちゃんの受賞は、とても画期的なことなので、いまだ興奮が冷めやりません。
油断すると、すぐに目頭が熱くなってきます。アチチ。
私は、デルトロ監督がとても好きで、これまでの映画もこの映画も、ぶっちゃけこの先の映画ですら好きに決まってるんだもん、という偏向まる出しファンですので、冷静なジャッジなどとてもできません。
それは、病めるときも健やかなるときも、賞をとろうがとるまいが、一切気持ちが変わりそうもない、という前提があるんだけど、
これででるちゃんがますますやりたいことをやれる環境が整うでしょ、そしたらアタイの見たい映画が見れるでしょ、最高。
— ikuko (@ikucolin) 2018年3月5日
とまぁ、今回の受賞においては、こういう心境がはちきれんばかりなのでございます。
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そして、すごい映像美!!とか、サリー・ホーキンスはオレアカデミーの主演女優!とか、シャノンの美尻がモザイクのえじきに!!などという各種バラエティこんもりの感想を、たくさんたくさん聞く事ができて、もう最高。
イライザ目線、ストリックランド目線、ジャイルズ目線、第三者目線、人の数だけ感想がある。
さらに、考察、批判、映画的ジャッジなど、ありとあらゆる関連ニュースを、ひたすらニマニマしながら聞いております。ああ幸せ。
そんなわけで、すでに多くの人による感想の数々に首がもげるほど頷きすぎて、もはや自分の感想を述べる必要を感じないまでに昇華しましたw
あとは、この映画が肌に合わなかった人などに、でるちゃんに代わって私がお詫びを申し上げます・・・・ってアタイの感情移入キモすぎますかね・・・しかもアホまる出しすぎますねwすいません、すいません。
あっそういえば、この映画を見て「アタイも映画館の上に住んで、風呂場を水槽にしたりしてみたいなぁ~。」などとホノボノ思ってたら、どういういきさつかはわかんないけど、近所の映画館が本当に水浸し(?)になっちゃったらしいんですよ!
思わず本気で、「イライザとフィッシュマンが上に住んでるのでは??」と、ビビってしまいました。
いやはや、映画館は休業、映画館下のテナントさんまで軒並み休業、大変よ。
おかげで次にこの映画を見るときは、あの美しいシーンにて、「それはいかん、イライザそれだけはいかん、やめろ~~やめるんだ~~~!!!」とか、止めに入ってしまうかも・・。
本のこと
えと、私自身の本収集は不治の病気であります。
意を決して減らしても減らしても、いつの間にかまた増えます。
今はさすがに、これ、という本しか買わないようになったんだけど、でるちゃん本は、まさにその「これ」なのでございます。
このか弱いわたくしが、ズンドコボンビーMAXな時でさえ、たとえ衣食に犠牲を強いても、ついやらかしてしまうやつ。
ええ、問題はこれらの本が高価なことです。
だが、私はすでに「心頭滅却してポチる」という技を習得しております。
あと、特に高価な本の場合は、出る、と知った時点での予約購入をいたしますと、サイフが軽量化するまで時差があるので、ややショックがやわらぐような気がします・・・。
つーか、でるちゃんの本は、本当にすてきなんですよ!
欲しくなるんだよ、仕方ないのだよ・・。
ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター
わ、値段がつりあがっています。ひどいなぁ。
定価は3,800円ですよ~。アカデミー賞効果が落ち着いたら、ボッタクリ価格もおさまるのかなぁ~。
ともあれ、私は、定価で購入できましたので、この映画に関わった人たちが、どんなにこの映画に情熱を注ぎ、形にしてきたかを読むことができました。
この映画が何を表現したかったのか、監督の意図はどうだったのか、舞台裏で、どんな葛藤が繰り返されたか、自分なりの理解をずいぶん助けてもらえました。
ただ、映画は公開され人の目に触れ、それぞれの人の感受性に取り込まれた時点で、作り手側の意図から羽ばたくものだと思います。
誰もが自由にキャッチして、オリジナルに消化して、映画を楽しめばいいだよね。
ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス 異色のファンタジー映画の舞台裏
実は今日、パンズ・ラビリンスの舞台裏本が出るというのでアマゾンで予約しました。
(ラクテンBOOKSだとポイントがつくけど、見比べたら高かった!世知辛い世の中だ!ボンヤリしてたら高値業者にひっかかるので気をつけよう!)
今頃?とか思うけど、アカデミー監督の過去の名作をひっぱり出して本にしたら売れる!みたいなのがあって今なのかな。
いずれにせよ、ソソるものが世に出てくれるのは歓迎すべきことであります。
ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス クリーチャー制作の裏側に迫る(仮)
- 作者: マーク・コッタ・バズ,阿部清美,富永晶子
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2018/03/23
- メディア: 単行本
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ギレルモ・デル・トロ創作ノート
一冊だけあればいい、という場合は断然この一冊がおススメです。
でる本のなかでも、アタイ最愛の一冊です。
パシフィック・リムまでの製作ノートなのでクリムゾン・ピーク以降の作品は入ってないけど、パンズ・ラビリンスは入ってます。
このめくるめく情報のるつぼに触れることにより、でるちゃんの頭の中がどんな感じか、ほんの少しだけ覗き見れたような気になれます。
つーか、こりゃ曼荼羅ですよ!!
あえて活字を追わずとも、ページを開くだけでご利益あんじゃないかな。
パレイドリアとThe Art of James Jean
シェイプ・オブ・ウォーターがらみでは、あの美しいイラストを担当したジェームス・ジーンの画集をご紹介したいです。
とびきり上質なアートであり、ページをめくるたびに心奪われるアトラクションでもあります。
安くはないけど、値段以上の価値に、モリモリと埋もれることができます。
しかも、いざとなったら、二冊重ねて枕にできそうな厚みがあります。
問題は、枕としては若干堅めなことだけです。
あっあっ、もしかしたら、図書館なんかに置いてあるかも!!
「シェイプ・オブ・ウォーター」データ
- The Shape of Water(2017)
監督
- ギレルモ・デル・トロ
キャスト
- サリー・ホーキンス(イライザ・エスポジート )
- マイケル・シャノン(ストリックランド)
- リチャード・ジェンキンス(ジャイルズ)
- ダグ・ジョーンズ(フィッシュマン)
- マイケル・スタールバーグ(ロバート・ホフステトラー博士)
- オクタヴィア・スペンサー(ゼルダ)
- ローレン・リー・スミス(エレイン・ストリックランド)
- ニック・サーシー(ホイト将軍)
- デヴィッド・ヒューレット(フレミング)