ミーハーdeCINEMA

ミーハーが映画やドラマを見てはあれこれとつぶやいてます。

『映画』シェイプ・オブ・ウォーター(2017)

The Shape of Water/ギレルモ・デル・トロ

シェイプ・オブ・ウォーター

目次

アカデミー監督賞と作品賞おめでとうございます!

 

我らがでるちゃんがアカデミー監督賞と作品賞に輝きました。
なんと言う快挙でしょうか。
これまでのアカデミー賞の傾向を振り返ると、今回のでるちゃんの受賞は、とても画期的なことなので、いまだ興奮が冷めやりません。
油断すると、すぐに目頭が熱くなってきます。アチチ。

 

私は、デルトロ監督がとても好きで、これまでの映画もこの映画も、ぶっちゃけこの先の映画ですら好きに決まってるんだもん、という偏向まる出しファンですので、冷静なジャッジなどとてもできません。
それは、病めるときも健やかなるときも、賞をとろうがとるまいが、一切気持ちが変わりそうもない、という前提があるんだけど、

 

とまぁ、今回の受賞においては、こういう心境がはちきれんばかりなのでございます。

 

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そして、すごい映像美!!とか、サリー・ホーキンスはオレアカデミーの主演女優!とか、シャノンの美尻がモザイクのえじきに!!などという各種バラエティこんもりの感想を、たくさんたくさん聞く事ができて、もう最高。

イライザ目線、ストリックランド目線、ジャイルズ目線、第三者目線、人の数だけ感想がある。

さらに、考察、批判、映画的ジャッジなど、ありとあらゆる関連ニュースを、ひたすらニマニマしながら聞いております。ああ幸せ。

 

そんなわけで、すでに多くの人による感想の数々に首がもげるほど頷きすぎて、もはや自分の感想を述べる必要を感じないまでに昇華しましたw

あとは、この映画が肌に合わなかった人などに、でるちゃんに代わって私がお詫びを申し上げます・・・・ってアタイの感情移入キモすぎますかね・・・しかもアホまる出しすぎますねwすいません、すいません。

 

あっそういえば、この映画を見て「アタイも映画館の上に住んで、風呂場を水槽にしたりしてみたいなぁ~。」などとホノボノ思ってたら、どういういきさつかはわかんないけど、近所の映画館が本当に水浸し(?)になっちゃったらしいんですよ!

思わず本気で、「イライザとフィッシュマンが上に住んでるのでは??」と、ビビってしまいました。

いやはや、映画館は休業、映画館下のテナントさんまで軒並み休業、大変よ。
おかげで次にこの映画を見るときは、あの美しいシーンにて、「それはいかん、イライザそれだけはいかん、やめろ~~やめるんだ~~~!!!」とか、止めに入ってしまうかも・・。

 

本のこと

 

えと、私自身の本収集は不治の病気であります。
意を決して減らしても減らしても、いつの間にかまた増えます。
今はさすがに、これ、という本しか買わないようになったんだけど、でるちゃん本は、まさにその「これ」なのでございます。

このか弱いわたくしが、ズンドコボンビーMAXな時でさえ、たとえ衣食に犠牲を強いても、ついやらかしてしまうやつ。

ええ、問題はこれらの本が高価なことです。
だが、私はすでに「心頭滅却してポチる」という技を習得しております。
あと、特に高価な本の場合は、出る、と知った時点での予約購入をいたしますと、サイフが軽量化するまで時差があるので、ややショックがやわらぐような気がします・・・。

つーか、でるちゃんの本は、本当にすてきなんですよ!
欲しくなるんだよ、仕方ないのだよ・・。

 

ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター

 

わ、値段がつりあがっています。ひどいなぁ。
定価は3,800円ですよ~。アカデミー賞効果が落ち着いたら、ボッタクリ価格もおさまるのかなぁ~。

ともあれ、私は、定価で購入できましたので、この映画に関わった人たちが、どんなにこの映画に情熱を注ぎ、形にしてきたかを読むことができました。
この映画が何を表現したかったのか、監督の意図はどうだったのか、舞台裏で、どんな葛藤が繰り返されたか、自分なりの理解をずいぶん助けてもらえました。

ただ、映画は公開され人の目に触れ、それぞれの人の感受性に取り込まれた時点で、作り手側の意図から羽ばたくものだと思います。
誰もが自由にキャッチして、オリジナルに消化して、映画を楽しめばいいだよね。

 

 

ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス 異色のファンタジー映画の舞台裏 

 
実は今日、パンズ・ラビリンスの舞台裏本が出るというのでアマゾンで予約しました。
(ラクテンBOOKSだとポイントがつくけど、見比べたら高かった!世知辛い世の中だ!ボンヤリしてたら高値業者にひっかかるので気をつけよう!)

今頃?とか思うけど、アカデミー監督の過去の名作をひっぱり出して本にしたら売れる!みたいなのがあって今なのかな。

いずれにせよ、ソソるものが世に出てくれるのは歓迎すべきことであります。

 

ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス クリーチャー制作の裏側に迫る(仮)

ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス クリーチャー制作の裏側に迫る(仮)

 

 

ギレルモ・デル・トロ創作ノート

一冊だけあればいい、という場合は断然この一冊がおススメです。
でる本のなかでも、アタイ最愛の一冊です。
パシフィック・リムまでの製作ノートなのでクリムゾン・ピーク以降の作品は入ってないけど、パンズ・ラビリンスは入ってます。
このめくるめく情報のるつぼに触れることにより、でるちゃんの頭の中がどんな感じか、ほんの少しだけ覗き見れたような気になれます。

つーか、こりゃ曼荼羅ですよ!!
あえて活字を追わずとも、ページを開くだけでご利益あんじゃないかな。

 

ギレルモ・デル・トロ 創作ノート 驚異の部屋

ギレルモ・デル・トロ 創作ノート 驚異の部屋

 

 

パレイドリアとThe Art of James Jean

 

シェイプ・オブ・ウォーターがらみでは、あの美しいイラストを担当したジェームス・ジーンの画集をご紹介したいです。
とびきり上質なアートであり、ページをめくるたびに心奪われるアトラクションでもあります。
安くはないけど、値段以上の価値に、モリモリと埋もれることができます。
しかも、いざとなったら、二冊重ねて枕にできそうな厚みがあります。
問題は、枕としては若干堅めなことだけです。

あっあっ、もしかしたら、図書館なんかに置いてあるかも!!

 

 

 

「シェイプ・オブ・ウォーター」データ

  • The Shape of Water(2017)

 

youtu.be

 

シェイプ・オブ・ウォーター (竹書房文庫)

シェイプ・オブ・ウォーター (竹書房文庫)

 

監督

  • ギレルモ・デル・トロ

キャスト

  • サリー・ホーキンス(イライザ・エスポジート )
  • マイケル・シャノン(ストリックランド)
  • リチャード・ジェンキンス(ジャイルズ)
  • ダグ・ジョーンズ(フィッシュマン)
  • マイケル・スタールバーグ(ロバート・ホフステトラー博士)
  • オクタヴィア・スペンサー(ゼルダ)
  • ローレン・リー・スミス(エレイン・ストリックランド)
  • ニック・サーシー(ホイト将軍)
  • デヴィッド・ヒューレット(フレミング)