オールジャンルオールタイム映画ベスト10
目次
- オールジャンルオールタイム映画ベスト10
- まず
- 1)友だちのうちはどこ(1987)アッバス・キアロスタミ監督
- 2) ファントム・オブ・パラダイス(1974)ブライアン・デ・パルマ監督
- 3)ブレードランナー(1982)
- 4)スターシップ・トゥルーパーズ(1997)リドリー・スコット監督
- 5)死の王(1989)ユルグ・ブットゲライト監督
- 6)砂の器(1974)野村芳太郎監督
- 7)ゾンビ(1978)ジョージ・A・ロメロ監督
- 8)マルホランドドライブ(2001)デヴィッド・リンチ監督
- 9)パンズラビリンス(2006)ギレルモ・デル・トロ監督
- 10)もののけ姫(1997)宮崎駿監督
- α)ロストチルドレン(1995)ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ
- さいごに
まず
私、基本マイペース人間ゆえ、はてなに来るまでは年に1~2回HPに映画感想をアップするぐらいの気の抜けたことしかしていなかったので、あまり映画好きさんと横のつながりがなかったのです。
なのでワッシュさんという方が、このような企画をされてるのを、今回はじめて知りました。
見ればあまりにも面白そうなこの企画!!好きなブロガーさんたちが、軒並み楽しそうに参加しているこの企画!
私も参加してみたいです!!!はじめてだけどいいのでしょうか?
もし、やり方を間違っていたらすみません!
ワッシュさんどうぞよろしくお願いします!
しかしながらあれも好き、これも好きと日ごろから収拾のつかないミーハーぶりを巻き散らかしている私にとって、あまりにも無謀なチャレンジでございます。
100本に絞るならまだしも、10本に絞るなんてアクロバットができるのでしょうか!!
ということで、死に物狂いで10本選んでみました。ぜえぜえ。
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1)友だちのうちはどこ(1987)アッバス・キアロスタミ監督
故アッバス・キアロスタミ監督の名作が、いまだに激しく心に食い込んでおります。
この作品に続いて、「そして人生は続く」「オリーブの林を抜けて」といったお話があって、ジグザグ道3部作と呼ばれていました。
友だちにおススメされて三本まとめてビデオで見たのですが、もし機会があったら劇場で見てみたいです。
とりあえず初見のときは、足腰が立たないほどの余韻に襲われました。顔面の筋肉が全てゆるゆるに弛緩したかも。
生まれたときは確か美少女として成長する予定だったはずの私が、いまだにアホヅラ下げておりますのも、きっとこの映画のせいのはず。
2) ファントム・オブ・パラダイス(1974)ブライアン・デ・パルマ監督
ブライアン・デ・パルマ監督の最高傑作なのではないでしょうか。
私はこれをきっかけに映画鑑賞沼にドボンとハマってしまいました。人生の転機、いやさ転落というべきですか。
1974年の映画なんだけど私が見たのはめーっちゃ後で、古くささを感じても不思議はなかったと思うんですが、そんなことは一切なくて、しかも何度見返しても飽きないんです。奇跡ですよね?
なんせジェットコースターに乗ってふりほどかれそうになるようなスピードと、もぞもぞスリルと独特サスペンス。
キャラのキモさとキモチヨサの融合、そして音楽のシャワーを浴びて、ひたすら酔いまくり気が狂う。
もちろんSWAN愛してますし、ビーフは永遠のアイドルです。
3)ブレードランナー(1982)
マイフェイバリットSF。
リドリー・スコット監督最高です。
私はビデオで見たんだけど、劇場でリアルタイムで見た人うらやましい!
あんなロイ・バッティ、こんなロイ・バッティ、大画面で見たかったぁぁぁ!!
そういえば鑑賞後しばらくは、ルトガー・ハウアーのストーカーと化しました。
関係ないけど、女王陛下の戦士も最高ですよね!
ちなみに私が劇場でリアルタイム鑑賞できたのはこっち。
ハリソン・フォードお元気そうで何よりだったし、好きなキャラは多いんですけど、ロイ・バッティほどのゴーゴーと音をたてるほどの萌えキャラが不在なのは残念でした。
4)スターシップ・トゥルーパーズ(1997)リドリー・スコット監督
ひとすじの迷いもなくオールタイムベストに投入します。
ハインライン原作らしいんですが、それをさし置き、ポール・バーホーベン監督の変態ぶりに心奪われる映画でした。
なんせヒデェ、ほんとにヒデェ、こんなヒデェの見たことない!!!
ヒデェのクオリティが無駄に最高!!!
アッパレでかつカッポレ!!と当時の私は歓喜の涙を流しました。
5)死の王(1989)ユルグ・ブットゲライト監督
ユルグ・ブットゲライト監督の大傑作です。
でもユルグ作品の感想書くたんび、グ〇グル先生に注意されてしまうだよね。
本国で上映禁止処分を食らっても、日本ではふつーに買えちゃうのがいいですよね。
ただし、以前はシレっとレンタル店に並んでたけど、最近は見かけません。
これは、ある一週間のオムニバスドラマで、死のアラカルトの傍観者になれるのです。
好き嫌いはある・・・・つーか人を選ぶ網の目が細かすぎる映画かと思われますが、そこで食い下がった変人・・・いや、猛者には多分共感してもらえるんじゃないかなぁ?
一週間のエピソードのなかに、必ず「好きな死」があると思います。
そのテの映画でブットゲライト監督を越える天才を、いまだに見つけられません。
6)砂の器(1974)野村芳太郎監督
野村芳太郎監督作品。脚本に橋本忍・山田洋次といった名前があります。
ともかくこれは、何度見ても号泣してます。
我が目鼻に起こる表面張力のすさまじさは、人体の神秘。
私は著書をあらかた読んでしまった程度には松本清張が好きなんですが、中でも格別なのがコレなのです。
その名作の映像化によって、更なる衝撃を体験できて本当に良かった。
初見の場合は一昔前の時代的な背景を理解しておく必要があるかもですけど、こうまで人の業を叩きつけてくるお話は、なかなかないと思います。
つーか千代吉のエピソードは、現代ではストレートに伝わらないかもしれないけど、現代の何かに置き換えることはできそうです。
今ならNETFLIXなんかにありますので、環境の整ってる方に、おススメしたくてムズムズします。
7)ゾンビ(1978)ジョージ・A・ロメロ監督
ジョージ・A・ロメロ監督もとうとう亡くなってしまいましたが・・・・。
ロメロのゾンビは永久に不滅です!!ですよね?
8)マルホランドドライブ(2001)デヴィッド・リンチ監督
デヴィッド・リンチ監督のことは、月よ星よとあがめるほどに好きなんですけど、中でものめり込んだのがこの映画です。
ぬるっと異次元に放り込まれるような、リンチ映画ならではの迷走感がくせになります。
信者かと言われれば違うんですが、ジャンキーかと言われればそうかもしれない。
9)パンズラビリンス(2006)ギレルモ・デル・トロ監督
ギレルモ・デル・トロ監督作のなかでひとつ・・・と思ってデビルズ・バックボーンかこれかで悩んだんですが、やっぱりこれかな。
ダグ・ジョーンズいるしね。
10)もののけ姫(1997)宮崎駿監督
だってアシタカがカッコいいし・・・・。
α)ロストチルドレン(1995)ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ
なんか忘れてる気がしてたけど、これでした。
10の枠を使い切ってしまったので、反則かもしれないんだけど、αとして追加します・・・。
ジャン=ピエール・ジュネとマルク・キャロ監督のウルトラスーパー大傑作で、本当に好きで好きでたまりません。
ウンチクなどはございません。病めるときも健やかなる時もひたすら一途に愛しぬくのみです。
さいごに
私は最初、リスト化せずにこのベストテンをアップしてしまったんですけど、集計する人に出来るだけお手数をかけない配慮に欠けていました。
ブックマークのコメントで教えていただき、本当に感謝です。
私以外周知のことなのかも知れませんけど、この記事の存在が素晴らしいです。
これから初参加する人は、ぜひ参考にさせてもらっちゃおう!!
破壊屋さんありがとうございました。
記事を頼りに直したつもりなんですけど、これで大丈夫かなあ~。