ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

ホット・チック

The Hot Chick / トム・ブレイディ

オネエ必見!!

ギャハハハハ。バカです。バカすぎ。

ジェシカは、アタマの構造も軽やかな、キャピキャピの美人女子高生。適度に、ご迷惑を振りまきながらも、それなり平和に、青春をどっぷり満喫中。ところがある朝突然に。

……おっさんになってた(なななんと)!!

わが身を見つめてパチパチクリクリ。
……これは悪夢かバッドトリップ?それとも目の難病の発症か?
い~や、真正面ストライクのゲンジツだあああ。
恐ろしいことに、鏡に映ったそのおっさんには、 鼻毛が!耳毛が!!乳毛が~!!!!!……生えていたのであった。

いくらジェシカには信じられない出来事であっても、大林宣彦に馴染みのある、日本人には一目でわかる。『おれがあいつであいつがおれで』、そうだ、これはあの「転校生」現象なのだ。

だけど、リア充女子高生の悲劇はあの二人の比じゃないんだよ。
なんせジェシカの入れ替わった体の相手は、こともあろうによりにもよって、あえて実名をあげちゃうと、

「 最もばっちいバージョンの ロブ・シュナイダー(爆)!!!」
遠目に見るだけならまだともかく、フツー、ネコパンチ直後のミッキー・ロークの次ぐらいに、なりたくないでしょ、コイツにだけは!!!

 ■続き

でもまぁ、なっちゃったもんは仕方ない!!

とジェシカ、意外とたくましく頭を切り換え、そのむさくるしくも見苦しいおっさんになっちゃった自分を、せめてチョッピリでも見栄えよくしようと、涙ぐましい努力をします。
毛ズネをむしり、消臭スプレーを浴びまくり、身なりをピンクにととのえてみたり。
いくら外見がおっさんでも、かわいいファッションにキュートな仕草は忘れないし、いくら外見がおっさんでも、好きな人はカレだけだし!!

ナドと、ジェシカになりきるロブ・シュナイダーのオカマっぷりが、ただひたすらにものすごい。
なんつってもだんだん目が慣れてくるに従って、妙に愛らしく見えてきたりして、幻覚作用があなどれぬ。
ロブ・シュナイダーのくるんとした青い目は、ある意味くせになるからなぁ。

できれば認めたくなかったけど、ジェシカというキャラクター、レイチェル・マクアダムス演じる美人より、オッサンになってからの方が格段にかわいいんだよ!!女の子として!!

ついでと言っちゃ~ナンだけど、チョイ出のドレッドなアダム・サンドラー、意外にいい味出てたしなぁ。
アホまるだしにボンゴ叩く姿は、オカマピンクに疲れた充血マナコへの、ある意味一服の清涼剤かも……。
私は生まれてはじめて不覚にも、アダム・サンドラーってカワイイかも、とか思っちゃいました。あ、あ、あくまでも適量なら!

ということは、ということは、オバケ屋敷とか好きなお友達とかになら、うっかりオススメしちゃっても、喜んでもらえる、かもしんない。

総じて言えば、ああ面白かった。

結論、一部ホルモンに異常をきたしそうな危険はあるものの、あくまでも自己責任として見ていただきたい、オバカでカラッポでギャハハと下品に楽しすぎる、軽薄な一品。

2004年2月

ホット・チック [DVD]

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「ホット・チック」データ

The Hot Chick 2002年 アメリカ

監督//
  • トム・ブレイディ
出演//
  • ロブ・シュナイダー(クライブ/ジェシカ)
  • レイチェル・マクアダムス(クライブ/ジェシカ)
  • アンナ・ファリス(エイプリル)
  • マシュー・ローレンス(ビリー)
  • エリック・クリスチャン・オルセン(ジェイク)
  • ロバート・ダヴィ(スタン)
  • メロラ・ハーディン(キャロル)
  • アレクサンドラ・ホールデン(ルル)
  • アダム・サンドラー(ボンゴマン)