ミーハーdeCINEMA

ミーハーが、盛大にネタバレしながら映画感想をつぶやいてます。

悪魔のいけにえ3レザーフェイスの逆襲

Leatherface The Texas Chainsaw Massacre
 ジェフ・バー

悪魔のいけにえ3レザーフェイスの逆襲

ウィゴ・モーテンセン可愛すぎる、だがしかし

キャスト欄のケン・フォーリーという名前に涙する人か、ウィゴ・モーテンセンのファン以外は、観ても仕方ない・・・・つうか、普通は怒り出すであろう空前の大駄作???
まったくもー、どうやったらこれほどまでに、面白くない映画が作れるんだよぅ。
大体ね、これだけ観ても充分ダメだこりゃ~なのに、まして「悪魔のいけにえ」とか言う題名がついちゃっちゃー、ケンカ売ってるよね?といわれてもしょうがない、つーか!!!

出演の俳優さんたちは結構そのスジでは豪華かもしれない顔ぶれであるのにもかかわらず、なぜかアタイ、豪華大根役者競演状態に見えてしょうがないんですけど!
しかも、大根のなかでも足首まで青い青首大根役者VSキングスライム桜島大根役者!!みたいな黄金対決!!(他の映画で見る限り、ぜんぜんそーでもないのになぜなのさ!)

特殊メイクや美術は、予算のあるなしとカンケイない部分で、ロコツに間に合わせっぽいヤル気なさ!!
つーかガイコツを、ただゴロンと転がしときゃいいってもんじゃないんだよ!
インテリアとして、ちゃんとオシャレにデコってちょ!!・・・・という話だ!

 ■続き

それは映画全体の盛り付けにも言えることで、ポラロイド写真とか車いすとかフックとか、いけにえのお約束が、単なるふりかけのごとくまぶされてるだけ!ってゆーのもアカンやろ。鼻息で簡単にふっとぶようなものは、付けあわせですらないだろうに~。

あと、トビー・フーパーの作ったキャラクターを、全部まとめて焼肉のタレで漬け置いたみたいな、安っぽい家族ね。
レザーフェイスは別人のようにセミロンゲのハンパにいい男になっちゃってるし、おじいちゃんはお宝鑑定団で値をつけてもらえば1000円ぐらいの、陶器製の置物みたいだし。 
いるよね、ホームセンターの屋外売り場に、あんなカエルとか、タヌキ!!

さらにお話はわざわざ間をはずしてるとしか思えない微妙なテンポ、エピソードを順番に描いているものの、待てどくらせど、こない山場。さてはこの映画には、起承転結という言葉がないのでは?え?ジェフ・バー、ニホンゴわかりません?起承転結、直訳すればグッドモーニングターンヒップだよ、オケー??

つーか、レザーフェイス!!
一体どこでいつのまに何をどーーーー逆襲したってんだヨ~!
身内をささやかにオーブン(?)につっこんだりして地味に遊んでる場合じゃないよ、 獲物を2人も逃がしてどうする??自分の立場、わかってんの?仮にもタイトルに名前があるのに、その冬眠で寝ぼけた熊すぎる行動ってどうなん????
アタイはもう、期待はずれで胸が張り裂けそう!!!

・・・・・ま、この映画100歩譲って、若かりしウィゴ・モーテンセンだけは、さすがに凄くカッコいいっす。
歯並びこそ今と変わりないものの、ピチピチとはちきれんばかりのコラーゲンに支えられた、ツヤツヤの笑顔はむっちゃカワイイ。
エプロンの着こなしはイマイチだけど、まぁフリルに免じてよしとしましょう。

ただ、 ウィゴ演じるテックスは、1のエドウィン・ニール(ヒッチハイカー)、2のビル・モーズリィ(チョップトップ・ソーヤー)あたりとカブる役所のはずなんですけど、その二人と比べるまでもなく、ものの見事に平坦。
大体、最初、ヒッチハイクでガススタンドにたどり着くくせに、乗せてくれた運転手が、無事にブーと立ち去るんだよ!!なんだそれ!面白くない!!

おーもーしーろーくーーーないっっ!!

2004年5月

追記

もう2度と見ない予定だったんですけど、若きヴィゴ・モーテンセンの美しき姿をもう一度!という誘惑に負けて、ついまた見ました。
そしたらなんだ、展開は、まったりしすぎてじれったいながらも、そんなに鼻息を荒げるほどの、駄作なんかじゃないんじゃん??
と、ほんのちょっぴり思いなおした。
・・・・というか、もとは普通の駄作だった「悪魔のいけにえ3、レザーフェイスの逆襲」を、空前の大駄作に見せかけていた真犯人を、私は見つけた!!・・・・かもしれない。

容疑者は、誰あろう、ウィゴ・モーテンセンその人です。結構、単独犯だと思います。でも、カメラマンも共犯かもしれない。
どうも、この映画の問題は、展開が時々「勢いよく止まる」ところにある気がする。
よーするに、話の腰がポキっと折れた断層をよくよく見たら、「ウィゴだけ浮いて!!」・・・・いるんじゃない?

確かに、ホラーにあるまじき美形なのが罪、といえばそれもある。
でもそれだけじゃ~なくってね、演技の方向が皆とズレてる、っちゅーか、彼が演技をするたびに、流れがピタっと止まる、っちゅーか、早い話が、ウィゴ様、いちいち演技がクサいんですけど!!!

っつーか、逆に、名優すぎて逆効果だったのかもしれませぬ。
「2枚目のキ×ガイ」という役どころに、気を利かせたウィゴ様入魂の熱演に、周りがついていけなかったかも?という疑惑が浮上。
ぶっちゃけヴィゴさま、カップヌードルに乗ったトリュフみたいに、ぽかーんと浮いてる感じなんです。

ああ、この映画の出来上がりを唖然と見て、ヴィゴ様自身はどのように思ったのだろう。
もしかして、最近のウィゴの名優ぶりの原動力って案外、このはずかしい過去の、カモフラージュだったり。かもしれない!!
ということはということは、ヒストリー・オブ・バイオレンスの成功も、もとはといえば、いけにえ3のおかげ。かもしれない!
ああありがたやありがたや。かもしれない!!

(2010年10月)

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「悪魔のいけにえ3レザーフェイスの逆襲」データ

Leatherface The Texas Chainsaw Massacre 1989年アメリカ

監督//
  • ジェフ・バー
出演//
  • ウィリアム・バトラー(ライアン)
  • ケイト・ホッジ(ミシェル)
  • ヴィゴ・モーテンセン(テックス)
  • トム・エヴァレット(アルファード)
  • ケン・フォーリー(ベニー)
  • ジョー・アンガー(ティンカー)
  • R・A・ミハイロフ(レザーフェイス)

▼前2作