Leatherface
※臓物まみれのヴァネッサ・グラッセはとてもツボにビンゴしました。
やっぱ、俗に水もしたたるいい男とかいいますが、血液したたる美女の破壊力ときたら、それどころじゃないですよね。
目次
あらすじ
「飛び出す悪魔のいけにえレザーフェイスの一家の逆襲」の前日譚かな?
とりあえず、ソーヤー家の3男(?)ジェドのバースディイベントのシーンから、お話の火蓋が切って落とされました。
ママからのプレゼントは当然のごとくチェーンソー。
いや早速すぎるだろ。
5歳の子供にいきなりマイ凶器として、ドス重そうなチェーンソーを与える香ばしさは、ソーヤー一家ならではだなぁとほほえましい!
もちろんチェーンソーはうなりをあげてナンボですので、家族愛に満ちた家族から、試し切りの練習台(豚泥棒)もセットでプレゼントされるのです。
ただ、ジェド的にそのプレゼントは、あましうれしくなかったりした!
そんな息子の反応が、ママにとっては晴天の霹靂!
しかもまさかの、殺し拒否!!
もちろんいくら末っ子だとて、ソーヤー家の一員として、そのような態度は許されません!
家族一同はジェドのふがいなさにがっかりしつつも、泉のごとくあふれる愛で、ジェドが立派な殺人鬼として家風に順応できるよう、指導に余念がなかったのですが・・・。
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感想(ネタバレあるよ)
まぁ、飛び出す悪魔のいけにえのレザーフェイスの名前がジェディダイアだったことから、いろいろこじつけて何が何でもこのあたりに
・・・つなげたくなりますけど、どう考えても随所にムリが発生し、結局数あるいけにえシリーズの、パラレルワールドのひとつなのかな、という仕様なのです。
ぶっちゃけどのいけにえとも、しっかりつじつまを合わせることはできません。
レザーフェイスの化粧の意味も、初代「悪魔のいけにえ」 と今作では、もう全然違います。
ただ、そこらへんさえ気持ちの折り合いをつけることができれば、ひとつの映画としてなら、結構面白いんじゃない?と思いました。
まぁ、リーアーメイもデニスホッパーも残念ながら故人になってしまわれました。
ブットビ保安官たる人材が不足してるというより、二人が偉大すぎたのです。
なので、スティーヴンドーフのハートマン保安官が多少物足りなかったとしても、そこは長い目で見なくては。
そのかわり補佐官役に、ミーハーおすすめ、フィン・ジョーンズが出ております。
確かにまったく活躍はいたしませんが、「男前」という価値がございます。
それに、牛(?)の顔面を装着したジェド少年は、ビジュアル的にもそそります。
けど、施設にはいって成長してから、「この面子の中でジェドは誰?」という疑問が発生して、こいつかな?どっちかな?というお楽しみがせっかく用意されてんのに、グーグルがめっちゃネタバレしてんのは困りましたね!!
顔写真入りの俳優名の下に、「レザーフェイス」とかつけちゃって!
そこは、「レザーフェイス」じゃなくて、「ジャクソン」と記しなさいよね~~。
え?え?あ?あ?
ゴ、ゴメン!グーグルはともかく、アタイのネタバレまずかったです?
まぁ、ホラーでストーリーのネタバレとかは、余興、吹けば飛ぶような余興にすぎないのでございます。
モンダイは、ネタバレうんぬんなどよりも、スプラッタシーンが超ぬるい!ってところにあるのではないでしょうか。
今にもスプラッタシーンが来るぞ来るぞと見せかけて、肝心のとこがはぐらかされてしまうので、いくら時代の傾向とはいえ、愛好者にとってはかなりの肩すかしだったことは否めません。
まぁその分ホラー耐性なくとも見られる、エンタメと言えるのかもしれません。
ソーヤー一家の家族愛は健在ですし、なんなら家族で見てもOKかも?
「レザーフェイス -悪魔のいけにえ」データ
- Leatherface(2017年)アメリカ
監督
- ジュリアン・モーリー
- アレクサンドル・バスティロ
出演
- スティーヴン・ドーフ(ハル・ハートマン保安官)
- リリ・テイラー(ヴァーナ)
- サム・ストライク(ジャクソン)
- ヴァネッサ・グラッセ(看護師リジー)
- フィン・ジョーンズ(ソレルズ副保安官)
- サム・コールマン(バド)
- ジェシカ・マドセン(クラリス)
- ジェームズ・ブルーア(アイザック)
- クリストファー・アダムソン(Dr.ラング)
- ロリナ・カンブローヴァ(ベティ)
元祖レザーフェイス
まぁ、このほかに2,3、そしてテキサスチェーンソーシリーズなど、レザーフェイスものはけっこういっぱいありますので、折りしもお盆休み到来ですし、いろいろ見比べてみるのもよろしいのではないでしょうか・・。