『中国ドラマ』風起隴西－SPY of Three Kingdoms－（2021）感想

风起陇西The Wind Blows From Longxi

「ドラマ」風起隴西の陳恭(ちんきょう)ことチェン・クン

风起陇西The Wind Blows From Longxi

息もつかせぬ諜報戦ブロマンス

かの有名な三国時代。

といっても孔明ちゃんが出てきていきなり泣いて馬謖を斬ってるあたりから始まりますので、まぁそのあたり・・・の蜀としてはなかなか苦しい時期ですね。

これはそんな苦しい時期に、メインイベント（戦）の裏方として諜報戦に身を捧げた人々の、壮絶な働きに思わずひれ伏すお話なのです。

まぁミーハーはもちろんチェン・クン様めがけてまっしぐら・・・・のはずだったんですが、見終わった後はすべてのキャラへの思いが深まって、大変な泥沼になりました。

いや話数自体は全24話ですので、一見気安くとっかかれそうなんですよね。

ですのでアタイは、この全24話を見るにあたって「間諜のコードネームが燭龍だの白帝だのってカッコいいよね！！」・・・・とか、テーブルに茶菓子を並べて、お花畑モードを視界いっぱい展開するべく用意をしていたのです。

ところがその24話が、数多ある80話越えのドラマより無駄がない分特濃で激重、しかも視聴者にも重荷をかつがせる鬼展開で、湿度100％以上のヌメリある。

でも見始めたらやめられないんですよ。

そしてこんな鬼ドラマなのに、視聴後は一陣の風が吹きぬけて、見上げれば澄んだ青空が涙の表面張力で5倍に広がってる感じなんです。いやホントだってば。

風起隴西の諸葛亮孔明

感想

とはいえやはり私はミーハー。
脳内は複雑なストーリーを追うと同時に、あらゆる萌えに忙しく、ジョイント部からは毎回煙があがっていました。

そりゃぁ陳恭とじゅんくちゃんの関係性メインなんですが、その他にも小指から放射線状に伸びまくった赤い糸がもつれあって迷路みたいな構造になってんの。
孔明ちゃんと楊儀とかさ～～あれたまんなくない？

あと誰のとは言わんが弟な。
ふつう素通りするキャラですよ・・・・なのに弟よお前・・・・ってなってハンドタオルをぎゅっと握りしめましたよね。

そして敵役・・・・そっちにはそっちの正義があるので、いちがいに悪役とも言えないんだからますます情緒が忙しい。

最終的にはんもー萌えも推しもなんでもええから、どっからでもまとめてかかってきやがれ！ってなるんですがホンマにどっからでもかかってくんのよ・・・。ウッソー。

ちなみにこれは前にもどっかに貼ったかもしんないですけど、ミーハーによるリアルタイムの雄叫びです。

今回の締めとしてお納めください。

#風起隴西
全24話ということで、そろそろかな・・・と思いとっかかりました。
とりあえず1話を見たが、なんなのこれ早くももう面白い最高か！
最後まで見たら絶対もう一周したくなるやつだ。
キャストも豪華だし絵作りもしぶくてたまらん、何より諜報戦に焦点を当てたお話作りに期待が高まる！
— ikuko (@ikucolin) November 20, 2022